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イタリア旅行記(14) ローマの3大おすすめスポット サン・ピエトロ大聖堂

ローマ市内にあるバチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂です。

キリスト教の教会建築として世界最大級と言いますから、今まで見たミラノとフィレンツェの大聖堂、パリのノートルダム寺院をはるかに凌ぐ大きさなわけです。

Wikiによると、創建は4世紀。現在の聖堂は2代目にあたり、1626年に完成したものだそうです。

高さ約120m、最大幅約156m、長さ211.5m、総面積は49,737m2。東京ドーム1個がすっぽり入る大きさです。

バチカン美術館からこちらに来る経路があったのを確認不足で、バチカン市区域の外に出て遠回りをしてしまいました。

おかげで、サンピエトロ広場の長い列に並ぶ羽目に。30分ぐら並びました。

ようやく中に入ると、荘厳な内装と装飾が目に飛び込んで来ます。

やはり、ここに来て必見のミケランジェロの作品、ピエタ像が素晴らしいです。

詳しくは、ここで述べたので、省略します。

美しい黄金色と水色を主体に構成され、装飾が施された天井から、柔らかな陽光が差し込んでいます。

壁には精巧な彫刻や色鮮やかな絵画が組み込まれています。

寺院と言いながら、さながら美術館のようです。

パイプオルガンも素晴らしく豪華な雰囲気です。これが鳴り響くところを聴いてみたいものです。

中を一通り見終わって、外に出ると、カラフルな衣装に身を包んだ門番の方がいました。

お二人とも若者という感じです。

1506年この寺院創設時から続く、スイスの傭兵とのことです。

中世そのままの衣装と槍も当時のまま受け継いでいます。

圧倒的な規模と、内部の精巧美の作品たちの余韻に浸りながら、サン・ピエトロ大聖堂を後にしました。

しばらく歩いて、振り返るとその外観のなんとも言えない荘厳な美しさに、本当に来て良かったと満足感に浸ることができました。