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アイデアを思いつくためのデフォルト・モード・ネットワークとは?

ブログを書いたり、何か報告書を書いているときに、突然指や筆が止まることないですか?

時々、そこから先書くことが何も思いつかなくなくなることがあります。

少しは色々な本を読んできたので、本から得た表現方法やら新しいものの見方やらが

潜在意識の中に蓄積されるていてもいいはずです。

問題はそれらをどうやって意識上にダウンロードして、自分の表現として咀嚼して言語化するかで、

そこがうまくできたらサクサク文章が書けそうですね。

現実はPCの前で、じっと多面的な見方と気の利いた表現方法がないか、

音声入力をスタンバイしたり、キーボードの上に指をかざしてみても、出てこないんですね、これが。

そんな時どうしたらよいのでしょうか?

出てくるまでじっと考えますか?

どうももっといい手があります。それは、「そこでやめて頭を休めるようなことをする」です。

■デフォルト・モード・ネットワークとは

読書メモとして記事にした本「最強の成長術」をもう一度パラパラとめくってみたところ、

面白い話が目に入ってきました。

それは「デフォルト・モード・ネットワーク」の活用という話です。

なにそれ?とお思いの方多いかもしれません、私も初めて聞きました。

ぼんやり空想をしたり、ウォーキングをしたり一見脳が「オフ」と思える状態に

「デフォルト・モード・ネットワーク」という強力なシステムが機能していることがわかったらしいのです。

それこそが、独創的なアイデアや大発見があふれ出る泉なのだそうです。

そういえば、ベートーベンもハイリゲンシュタットの森を散歩してたときに楽想がうかんだといいますし、

化学にでてくる六角形のベンゼン環は夢のなかで閃いたという話もよく聞きます。

それって、天才特有の話なんじゃないのと思われるかもしれません。

いえいえ、まんざら天才に限った話ではなく、誰にでも備わった機能なのだそうです。

「最強の成長術」の第4章「脳のスイッチを切り換える」の中に以下のようなことが書かれています。

・人間が集中して課題に取り組む時に活発になる脳内のネットワーク(タスク・ポジティブ・ネットワーク)がある

・ずうと活動中の脳の研究ばかりが盛んに行われてきた。

・fMRI技術の進歩により、2001年に、タスク・ポジティブ・ネットワークが不活発になる休息中に、逆に活発になる脳内の別のネットワークが発見された。

・これこそが、「デフォルト・モード・ネットワーク」と呼ばれています。

:「最強の成長術」より引用

書くことが浮かばなくて、手や声が止まってしまったとき、無理に絞り出そうとせずに、

一旦そこから離れてウォーキングでもしてぼんやりした時間を持ってみてはいかがでしょう。

その方が何か多面的な見方ができて、書きたい内容が浮かんでくるかもしれません。

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