こんにちは。生涯挑戦!をモットーに新大人世代を応援する、こうちゃんです。
3/23ひたちなか市で開かれた、キングコング西野亮廣さん講演会に行ってきました。
前半は、「革命のファンファーレ」という本のポイントとのお話で、後半は
それ以外のディズニーに対抗するためにはどうするかという、ご本人に言わせると「いい話」でした。
響いたところを書き留めておきます。
■前半部分で心に響いたポイント
以下講演から面白いと思った内容の引用です。
まずは前半:
・いつも何かを始める時に、「お金」と「広告」が前に立ちはだかる問題
・せっかく良い作品を作っても、お客さんに届かなければ、作ったことにならない。
立派な子供を産んでも、育児放棄してるのと同じ。
・つまり、作品を生み出したら、それをお客に届ける導線を作ってあげる、これが大事。
・クラウドファンディングは信用をお金に交換するもの。お金を集めるものではない。
ホームレスの小谷さんのエピソードのお話が、お金に困らない生き方として信用が大事ということ
の良いお手本として興味深いです。
・ホームレスなのに、毎日寿司や焼肉を食べて、25kg体重が増え、海外旅行も楽しむ。
・1日50円で、何でも屋として自分を売っている。
・1日中草むしりを頼まれたひたすらそれに取り組んで、報酬はたった50円
・頼んだ方は、お昼ご飯はもちろん、夕飯もご馳走し、時に飲みに誘ってしまう。
・ある時、結婚することになり、披露宴を開くお金がないため、お客さんに
資金をクラウドファンディングで募ったら、それまでの信用があったので
2週間で250万円集まった。
クラウドファンディングは信用をお金に交換するものだという意味がよくわかりました。
続いて、後半では、これからはAIにより今までの常識が通用しない世の中になって来る。
つまり、与えられた仕事についていてもいつその仕事がなくなるかわからないので
若い世代、とくに20代、30代に向けてどうあるべきかのメッセージでした。
新大人世代にとっても、まだまだ働きたい人には参考になる内容でした。
■後半部分で心に響いたポイント:仕事は自分で作る時代に
ディズニーの映画に勝つにはどうしたらいいかという観点で話されていて、
そんな大それたことができるんかいな?と疑問に思いながら聞いていましたが、
独自の視点からの説得力のある内容でした。
ディズニーにしても、他のハリウッド映画にしても、著作権があって、立派なコンテンツを作った。
さあ、お客さんこれを見てください!
ではなく、今後はお客さんが参加できて、その中で情報発信が自由にできるような場を提供する
これがポイントと言っています。
そういえば、メルカリや、ココナラもお客さんが積極的に参加して、参加者同士で、
物を売買したり、技術を売買してりしていますね。
引用すると、
・ディズニーは、「夢の国」なので、お客がそこに行かないといけない。
グーグル、アマゾンのように生活導線に絡んで無い。絡めていく必要がある。
・これからの時代は、「お前らこれを見ろ」ではなく、お客様が参加できることが、
きっちりデザインされていることが大事。
・クオリティの定義を変える。質の高さではなくて、お客様が
情報発信できるような場を提供する。そっちの方が質が高い。
・例えて言うと、高級レストランではなく、バーベキュー。
自分たちで食べるものは自分たちで焼く。
・これからは、仕事は自分で作る時代になる。その時に意識したいのは、
生活必需品や、旅の思い出を買う旅のお土産のように、生活導線に絡めることと、
自分にしかできない仕事を作ること。
・本業でマネタイズしない:矢沢永吉がCDを売らずに、
ライブで「永ちゃんタオル」を放り投げる儀式があって、消耗品としての
タオルがバカ売れしてマネタイズするように。
競争が激しい世界であえて勝負をしないこと。
・レターポットについて話をしたかったけど時間がない。ネットで調べて見て欲しい。
・スナックキャンディというのをオープンした。飲食無料でファンクラブ制、800人いて
会費が500¥。これでも採算が取れずやっていけない。
ただで飲み放題なので、ゲロを吐くという問題があった。
逆転の発想で、1回ゲロを吐いたら10万円罰金にしたら採算がとれるようになった。
■今後の行動に参考にしたいポイント
まとめると、
・信用を大事にして、しかもお客さんにも参加できる場を提供すること。
・競争の激しい、いわば「レッド・オーシャン」を避けて、ちょっと視点を変えて
自分にしかできないこと、かつ生活導線にも繋がりそうな仕事を自分で創出すること。
とても参考になる興味深いお話でした。
この本もおすすめです。
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