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グーグルの「軍事用AI開発にNo」とアサーティブ

こんにちは。生涯挑戦!をモットーに新大人世代を応援する、こうちゃんです。

アサーティブという言葉をご存知でしょうか?  

「自分の要求や意見を相手を尊重しながらも主張すること」のような意味で、

以前企業にいた時にコミュニケーションスキルの研修で学んだのですが、

最近メルマガでも学んだので忘備録としてまとめておきます。

概して日本人は心で思っていても組織内の関係や、世間の評判などを気にしたり、

相手からの反論で自分が傷つくのを恐れて思ったことを口にしない傾向があるようです。

最近見た日経ネットのグーグルの記事が目にとまり、

さすが今をときめく巨大IT企業は違うと思いました。

「軍事用AIにNO グーグル指針、社員の声が後押し」

グーグルのスンダー・ピチャイ最高経営責任者(CEO)が、

武器のように人を傷つける分野向けのAIの開発はしない姿勢を明確にしたとう内容です。

平和利用目的に特化という内容自体もすばらしいですが、

アサーティブという観点からもすばらしいと感じました。

そうは言っても自分の思いだけ主張しても世の中うまくいかないのではと思われるかもしれません。

それはその通りです。ただし、むやみやたらと自己主張するのではなく、

そこには考えかたと、話しの進め方があることを最近あるメルマガで学びました。

ここで、アサーティブについての学びを以下にまとめておきます。

■自分の気持ちに正直に、主張すべきことは言うこと

アンガーマネジメントが相手視点であるのに対し、

アサーティブは自分の思いや気持ちに忠実でろうとする自分視点であるところです。

目指すところは、「相手と自分のより良い人間関係を築くため」という意味では同じで、

登山に例えると同じ頂上を別ルートで目指すようなものです。

そのための、考え方や話しの具体的進め方として、

・「誠実・率直・対等・自己責任」の四つの柱

・12の権利

・「DESC法」Describe, Express/Explain, Suggest/Specify, Choose 

があります。

■四つの柱

心構えとして、自分の気持ちに蓋をしないで、以下の柱を意識して言葉で相手に伝えること出そうです。

①Honesty(誠実):自分の心に対しても相手に対しても

②Equality(対等):人間としては対等だと言う姿勢で相手に臨む

③Directness(率直)率直:自分の気持ちに真摯になり自分を主語として望む

④Responsibility(自己責任)自己責任:最後の結果は自分に責任があるとする

■12の権利

「アサーティブネスの12の権利」とは4つの柱を意識しながら

自分の側にも持つべき権利です。

1 私には、日常的な役割にとらわれることなく、一人の人間として、自分のための優先順位を決める権利がある。

2 私には、能力のある対等な人間として、敬意をもって扱われる権利がある。

3 私には、自分の感情を認め、それを表現する権利がある。

4 私には、自分の意見と価値観を表明する権利がある。

5 私には、自分のために、「イエス」「ノー」を決めて言う権利がある。

6 私には、間違う権利がある。

7 私には、考えを変える権利がある。

8 私には、「よく分かりません」と言う権利がある。

9 私には、欲しいものやしたいことを求める権利がある。

10 私には、人の悩みの種を自分の責任にしなくてもよい権利がある。

11 私には、周りの人からの評価を気にせず、人と接する権利がある。

12 私には、アサーティブではない自分を選ぶ権利がある。

(copyright NPO法人アサーティブジャパン)より引用

http://d.hatena.ne.jp/yyamaguchi/20070412/p2

■「DESC法」Describe, Express/Explain, Suggest/Specify, Chooseとは

アサーティブ・コミュニケーションでの、

会話を進めていく上での具体的なステップとして以下の4つがあります。

1つの手法として、「DESC法」とは以下のような内容です。

「DESC法」とは、アサーティブに意思を伝え、交渉するための話法で、以下の4つの言葉に由来します。

D:Describe(状況の客観的描写)

E:Explain(主観的にDに対する自分の気持ちを表現、影響を説明)

S:Specify(解決案や妥協案の提案)

C:Choose(提案に対する肯定や否定、それぞれの結果に対する行動の選択肢を提示)

■行動に移したいポイント

相手との良い関係を築くためにも、自分の気持を無理に抑えないで

かつ冷静に言えるようになりたいものです。

グーグルの社員の声と行動を見習って、アサーティブであるという概念を理解して、

少しでも行動に移せるようにしたいです。

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