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ニューヨークを満喫する旅(9)メトロポリタンオペラのラ・ボエーム

こんにちは。生涯挑戦!をモットーに新大人世代を応援する、こうちゃんです。

今回のNYの旅の主目的の1つであるメトロポリタン・オペラ(以下MET)の「ラ・ボエーム」を鑑賞しました。

リンカーン・センターでの生のコンサートは20年ぐらい前に出張でNYを訪問したときに、

NYフィルの演奏を聴いた時が最初でしたが、METのオペラは今回初です。

東京で今年2018年の3月にMETオペラライブビューイングを鑑賞して感動したのですが、

実際に本物を観ることができて、とても感激しました。

題目はライブ・ビューイングの時と同じ「ラ・ボエーム」です。

そのライブ・ビューイングを観た3月時点では、NYの旅行はまだ計画していなかったので、

いつか本場で観たいという夢が思いの他早く実現しました。

■チケットのオンライン予約の仕方

5月にNYを旅することを決めて、さっそくMETのオペラをオンラインで予約しようとWebサイトをのぞいてみましたが、

6回通し券しか販売していませんでした。

ええー、もう1回券は売り切れなのかと思いきや、そうではなくて、NY在住のお友達から、

2018-2019の新シーズンは9月下旬からスタートするので、

今はメンバーのみの6回通し券しか販売していないとの連絡をいただきました。

シングル券は、6/24日からオンラインで販売開始だそうです。

待つこと1か月あまり。

時差があるせいか、予約できたのは6/25でした。

ここで注意すべきは、METオペラのサイトから直接購入すべきことです。

ほかにも似たようなサイトがありますが、余計な手数料がとられます。

座席表から選べるので、予算と相談して決めます。

クレジットカードで決済すると、PDFでチケットが送られてきます。

これがそのまま使えるのかどうか現地で係りの人に確認したところ使えることがわかりました。

■心に響いた音楽

座席はGrand Tierという部分で、割と良い席が取れました。

開演前の天井とシャンデリアが綺麗です。

やはりライブのオペラは最高です。

序曲が始まるとプッチーニの聴き慣れたメロディが、会場に染み渡ります。

1幕屋根裏部屋での聞かせどころの、大好きなアリア「私の名はミミ」もソプラノの素晴らしい歌唱力を堪能しました。

何度聞いても美しいアリアです。

ロドルフォ役のVittorio Grigoloの歌声も見事でした。

2幕でのパリのクリスマスイヴの街の賑わいと子供達から老人まで楽しむ様子は、舞台装置も含めて見事で、

自分たちもその場にいるかのような気にさせてくれます。

ソリストたち、合唱、オーケストラのハーモニーと音圧に包まれ、

会場の聴衆の方と心を一つにして上質な音楽に浸る時間を共有することは、至福のひとときでした。

ムゼッタ役は黒人のソプラノ歌手Angel Blueという方でしたが、チャーミングで歌も素敵でした。

カーテンコールでは客席から大絶賛でした。

■主なキャスト

ミミ:Nicole Car  ソプラノ

ロドルフォ:Vittorio Grigolo テノール

ムゼッタ:Angel Blue ソプラノ

マルチェッロ:Etienne Dupuis  バリトン

ショナール:D avid Luciano バリトン

コルリーネ:Matter Rose バス

指揮者:James Gaffigan

■地下1階のギャラリーと幕間でのバルコニーなど

地下1階には、ベルディの胸像や、METに出演した名歌手の写真、絵画など、さながら美術館のようです。

幕間には、バルコニーで外の噴水を眺めながらシャンパンを楽しみました。

音楽好きの方には必見の場所です。

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