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読書メモ:人を操る禁断の文章術

こんにちは。生涯挑戦!をモットーに新大人世代を応援する、こうちゃんです。

他人の心を読んでるような、メンタリストDaigoのパフォーマンスをTVで見たことのある方は多いでしょう。

そのDaigoがまとめた文章術の本ということで、読んで見ましたが、期待以上の内容でした。

なかなか、人に読んでもらえる文章がかけないとお悩みの私のような方におすすめです。

全体的に、人間の性(さが)というか、ついそう考えてしまう心理をたくみに分析して、

それに対応した文章をかく方法がわかりやすくまとめられています。

とくに一貫している考えは、文章は人を行動させるために書くのだという視点です。

ついつい、自分の言いたいことだけ書いて、自己満足に陥りがちにな文章になってしまうことが多いので、

この点は腹落ちしました。

■心に響いたポイント

印象に残ったのは、人を動かすトリガーとなる7つのポイントです。

1)興味

2)ホンネと建前

3)悩み

4)ソン・トク

5)みんな一緒

6)認められたい

7)あなただけの

 

それぞれ、どういうことかのポイントを簡単に書いておきます。

1)興味:読み手の知りたい欲求、関心事を起点に書く、キーワードを散りばめる

2)ホンネと建前:相手のホンネを見抜いて建前を取り払い認めてあげる。そのギャップにはエネルギーがつまっている

3)悩み:HARM(Health, Ambition, Relation, Money)に集約される。年齢別に異なる。解決策を示す。

4)ソン・トク:利益の喜びより、損失の心の痛みのほうが大きい。デメリットを上回るメリットを示す。

5)みんな一緒:みんながしていることは正しいと感じる心理を利用。

6)認められたい:承認欲求の心理を利用。相手から影響を受けたことを文章に入れる。

7)あなただけの:希少性を示す。あったものが制限されると欲しくなる。

■行動に移したいポイント

人を行動に駆り立てる心理的なトリガを理解した上で、実際に文章にする際の5つのテクニックが紹介されています。

1)書き出しはポジティブに:つかみはポジティブな印象を

2)何度も繰り返す:ポイントは何度も繰り返すと印象深くなる。ただし言い回しは変える

3)話しかけるように:相手の反応を想像しながら書く

4)上げて下げてまた上げる:谷間をつくると感情をうごかして文章のもつエネルギーが増す

5)追伸をつける:達成した課題より達成されなかった課題の方が印象に残る、あえて予告編を残す。

中には、いままで目にした文章術本と重複する部分もありますが、

心理的トリガがうまく説明されているところが興味深いものがありました。

これらを踏まえて、すこしでも活用していきたいです。

■著者について

以下本書の著者紹介から

メンタリストDaigo:人の心を読み、操る技術「メンタリズム」を駆使する日本唯一のメンタリスト。

テレビ番組への出演多数。外資系企業の研修やコンサル、教育誌への連載なども手掛けている。

 

以上ご参考になれば幸いです。

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