こんにちは。生涯挑戦!をモットーに新大人世代を応援する、こうちゃんです。
がんと聞くと、自分がその病気になったらどうしようとか、治療法はどうすべきかとか、
誰しも不安に感じられると想像します。
最近観たNetflixの米国製作のドキュメンタリー「がんを恐れず生きる」の中で、
2つのポイントに共感を覚えました。
1つは、病気になる前の生活習慣こそが大事ということ、
もう1つは豊かな人生を全うするには人とのつながりこそ大事だということです。
ついスナック菓子やファストフードに手が出てしまうことがありますが、
がんを予防したい方にはおすすめのドキュメンタリーですので、ポイントをまとめておきます。
■このドキュメンタリーのポイント
ドキュメンタリーで得た大きな気づきが2つあります。
・がんは予防できる
・そのために、食事、運動、ストレスマネージメント 、有害物質を避けることの4つがありますが、
それ以外に「人とのつながり」も大事と締めくくります。
そこも共感しました。
■問題点と解決策について
1)問題点
・現代の医学の教育は、利益優先で、治療法が重視されている傾向がある。
・食品業界も利益を上げることに重きをおいていて、消費者の健康はないがしろにされている。
・米国での年間医療費のうち3%しか予防医療に用いられていない。
↓アメリカの1人当たりの年間医療費:$9225
「がんを恐れず生きる」より引用
↓アメリカの1人当たりの年間医予防費:$273
「がんを恐れず生きる」より引用
2)解決策
・予防が大事、70%のがんは予防が可能
・予防策とは:食事 運動、ストレス管理 有害物質をさけるという、4つの柱を組み合わせる
・そのためには、ファストフードや甘い物に依存しがちな場合は、
生活習慣を変える必要がある。
もう1つ大事なこととして、
人間に必要なのはつながりです。他者とのつながりです
という言葉に共感を覚えました。
「がんを恐れず生きる」より引用
これは、自ら脳腫瘍という病気にかかり余命数ヶ月といわれながら、生活習慣の改善とその効果について研究と、その内容の周知につとめながら20年生きた、医者のデヴィド・セルバン=シュレベール博士の言葉です。
・TVコマーシャルでは、化学物質や添加物だらけの偽装食品を食べるように人々に仕向けている。
・加工赤身肉は大腸がんの原因であることがわかっている。
「フードトラップ」:著者マイケル・モス
この加工赤身肉の話は、最近読んだ本「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」と共通します。
さらに、
・野菜を食べることが自然界で最も強力な抗がん効果:植物由来の抗炎症性分子を有している。
・がんに関する検査は、がんを対象にしていて、体の抗癌能力を測る検査はしない。
統合医学ディレクターの ロレンツイオ、コーエンの言葉も印象深いです:
・運動による抗癌効果や食生活改善の話をしても、だれも興味を示さない。
なので、企業は生活改善の研究に資金をださない。
・薬を売って商業ベースで儲けることが目的化している。
目先の利益を追求するあまり、人々の長期的な健康管理の方法がないがしろにされています。
どう対処した良いかの解決策の話も気になります。
・いくつになっても脳は新たな神経細胞と回路を作り続ける。
・1日20分のマインドフルネスな瞑想で、残りの23時間40分の質が改善し、睡眠の質まで良くなる。
脳が年齢を重ねても神経回路が生成されるというのは希望を与えてくれます。
瞑想も良いのですね。
本ドキュメンタリーでも触れられていましたが、今や日本での死因の1位ががんになっています。
厚生労働省の調査(平成29年)より引用
予防のために効果ある習慣を実践して行きたいものです。
■まとめ
がんは、予防できる病であるということです。
予防のためには、食事 運動、ストレス管理 有害物質をさけるという、4つの柱を組み合せること、
加えて人とのつながりを大切にすることも意識して、今からでも生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか。