こんにちは。生涯挑戦!をモットーに新大人世代を応援する、こうちゃんです。
スペインに行ったなら、本格的なフラメンコを観たいですよね。何と言っても伝統芸能ですから。
ただ初めて行く場合は、観光客目当てなのか、本格的なショーなのかの事前知識にうといので、どこに行ったらいいか迷ってしまいます。
今回初めてのスペイン訪問でしたが、本格的なフラメンコの劇場、これをタブラオというそうですが、感動のショーを味わうことができたので紹介します。
■本格的なフラメンコが楽しめるタブラオの情報源について
ガイドブックも良いですが、地元のタブラオへ何度も足を運んだ方の情報にまさるものはありません。
今回はマドリッドだったのでこちらのサイトを参考にしました。
フラメンコ鑑賞しながらのディナー!マドリードの人気タブラオ5選
どちらもフラメンコについては熟知している方の情報です。
ここにリストしてあるタブラオから選んだわけですが、スリ被害に前日遭遇したばかりでしたので、なるべくアクセスがよくて、安全そうなところにしました。
マヨ―ル広場、サン・ミゲル市場の近くで立地がよく、夜でも人通りが多いというLas Carboneras(ラス・カルボネラス)です。
さっそく昼間のうちに、ホテルのフロントの方に予約をお願いしたところ、スペイン語でお店に電話をしてくれて、首尾よく予約完了です。
食事付きとドリンク付きの2種類がありましたが、20:30開演のドリンク付きの方にしました。
食事付きは65ユーロぐらいという情報でしたが、その日の昼食は3時ごろとったので、開演前にどこかで軽食を済ませることにしたためです。
■夕食は軽くタパスと白のグラスワインをサン・ミゲル市場で味わいました。
ショーが始まる1時間ほど前に地下鉄でサンミゲル市場あたりに移動して、散策。市場の中に入ってみました。
中ではタパスが売られていました。タパスとは、スペイン人の生活に欠かせない居酒屋兼軽食堂、バル(bar)でだされる小皿料理の総称のことです。
生ハム、魚介や肉の網焼き、サラダ各種、貝や野菜の酢油漬けなどがあって、ワインと一緒に楽しめます。
これが安くておいしいです。確かひとつ1,2ユーロで、ワインは4ユーロぐらいでした。
■フラメンコの見事な演技に感動
約10分ほど前になったので、予約してる名前を言うと、ドリンクだけの人の席は後ろの壁側でしたが、ショウを観る分には問題はありませんでした。
ドリンク付きの方を選びましたので、お値段は一人30ユーロでした。実際ショウが始まると、
踊り手は3人で女性2人、男性1人でした。女性は最初ベテランの方が踊り、次に若手の方、最後にイケメン男性の踊りでした。
それぞれ、歌い手さん、カンテというそうですが、それも男性と女性ひとりづつがフラメンコ・ギターとともに踊りの伴奏をします。
この歌声も独特の節回しと発声で、フラメンコの雰囲気がでています。足のタップ、すさまじい細かさのリズムや、カスタネットのリズムもすごいです。
イケメン男性の踊りとカスタネット、タップのすごさがこの画像に現れています。
超絶技巧のフラメンコギターと女性または男性の独特のカンテにあわせた、妖艶で時に激しくリズミカルな踊りに目が釘付けでした。
なんというか、ひとりひとりが踊り、歌、楽器に全身全霊で表現して、鍛錬された技を惜しげもなく披露しています。
それが聞き手の魂をもゆさぶります。
スロー画像です。
またいつかスペインを訪れたときには、別の本格タブラオで鑑賞してみたいです。
■本格的フラメンコが味わえるLas Carboneras(ラス・カルボネラス)へのアクセス
サンミゲル市場の最寄り駅は、地下鉄2号線オペラ駅(Opera)から徒歩5分、地下鉄1、2、3号線の通るソル駅(Sol)から徒歩6分です。
Las Carboneras(ラス・カルボネラス)はサン・ミゲル市場の建物のすぐ裏にあります。
■まとめ
マドリッドで本格フラメンコショーを堪能しました。初めてスペインで本格フラメンコを楽しみたい方には一押しのタブラオです。