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読書メモ:音楽の贈り物からの名言(23) アーサー・オシャフネッシーの名言とエルガーの作品

こんにちは。生涯挑戦!をモットーに新大人世代を応援する、こうちゃんです。

Gift of musicという本から、紹介する名言です。今回はイギリスの詩人アーサー・オシャフネッシーの名言とそれにまつわる音楽を紹介します。

■アーサー・オシャフネッシーの名言と感じたこと

アーサー・オシャフネッシーという人は初めて知りました。イギリスの詩人だそうですが、まずその名言です。

私たちは作曲家だ

私たちは夢想家であり、

白波にひとりさまよい

荒涼とした小川のそばに座り;

世界の敗者と世見捨て人

その上に青白い月がきらめく

それでも私たちは永遠に続くであろう世界を動かし揺るがす

この詩をもとにして、イギリスの作曲家エルガー、ゾルターン・コダーイ、アルフレッド・リード、そして最近ではエイペックス・ツインという作曲家たちが楽曲にしたとのことです。 それらはオード(頌歌(しょうか))と呼ばれています。

多くの作曲家がこれをもとに曲にするということは、よほど作曲家にしかわからないような共感を呼ぶ内容なのだろうと想像します。

確かに、夢想家で孤独なさすらいびとで、世捨て人とみられたとしても、自分たちの作った楽曲は後世の世に伝えられて永遠に人々の心に響かせるのだという自負の念が感じられます。

同年代のイギリスの作曲家といえば、「威風堂々」や「愛の挨拶」で有名なエドワード・エルガーです。

この詩をもとにしたエルガーの曲がありました。「ミュージック・メイカーズ」です。

寂しそうな曲想ですが力強い意志の様なものを感じました。今回の名言がきっかけで、エルガーのこの曲に出会えてよかったです。

もう1つエルガーが作曲した曲で1878年から1879年に作曲された曲で、ヴァイオリンとピアノのためのロマンスという曲を見つけました。この年代はアーサー・オシャフネッシーが生きていた時代と(1844年~1881年)と重なります。

この曲も初めて聴きましたが、エルガーがまだ20代前半だけあって若々しく情熱的なところもあって素敵な曲です。

■アーサー・オシャフネッシーについて

ウィキペディアからの抜粋引用です。

アーサー・W・エドガー・オショーネシー(1844年3月14日~1881年1月30日)は、イギリスの詩人、爬虫類両生類学者。アイルランド系でロンドン生まれ。彼は、エドワード・エルガーを(ミュージック・メイカーズとして)、ゾルターン・コダーイ、アルフレッド・リード、そして最近ではエイペックス・ツイン(選択したアンビエントワークスVol .1)などの作曲家によって楽曲にされた「私たちは音楽の制作者であり、夢を見ている人です。」という言葉で始まるオードで最もよく知られている。

なんと爬虫類両生類学者でもあったのですね。

■エドワード・ウィリアム・エルガーについて

こちらもウィキペディアからの引用抜粋です。

初代準男爵サー・エドワード・ウィリアム・エルガー(Sir Edward William Elgar, 1st Baronet, OM, GCVO、1857年6月2日 – 1934年2月23日)は、イングランドの作曲家、指揮者。もとは音楽教師でありヴァイオリニストでもあった。エルガーが遺した楽曲の多くは母国イギリスのみならず、世界中の演奏会で取り上げられている。中でも最もよく知られるのは『エニグマ変奏曲』や行進曲『威風堂々』、ヴァイオリン協奏曲、チェロ協奏曲、2曲の交響曲などである。また、『ゲロンティアスの夢』をはじめとする合唱作品、室内楽曲や歌曲も作曲した。1904年(47歳)にナイト、1931年(74歳)准男爵に叙されている。1924年からは国王の音楽師範を務めた。

エルガーという作曲家は英国貴族だったのですね。

以上、名言と音楽を楽しんでいただけたら幸いです。

このシリーズのいきさつはこちらです。

https://globalk-m.com/2019/01/02/reading-memo:the-gift-of-music-1/

尚、わかりやすさをめざし、独自の翻訳とさせていただいており、

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