こんにちは。生涯挑戦!をモットーにシニア世代を応援する、こうちゃんです。
最近amazonプライムで観た映画「小説家を見つけたら」を紹介します。
今年の10月に惜しまれながら亡くなった、初代007シリーズの主演男優ショーン・コネリーが渋い役回りを演じています。
心温まるおすすめの映画です。この記事ではネタバレ少なめにおさえたあらすじと、見どころを紹介します。
■映画「小説家を見つけら」の特に印象に残ったおすすめポイント
どんなストーリーかと言うと、昔名を馳せた気難しい小説家が16歳の文才のある少年とお互いに友情が芽生えていく話です。
映画のエンディングに近い作文コンテストの場で、少年の危機を救う行動に出るところでのショーン・コネリーの渋い役回りとストーリーに感動を覚えました。
作品の舞台となっているブロンクス地区といえば、ニューヨークでも下町で、主に黒人とヒスパニック中心の低所得者が多い居住地区です。
ヒップホップの発祥の地、ニューヨークヤンキースのスタジアムがあることでも知られています。
そこに暮らす裕福とはいえない黒人少年が、バスケットと文才を生かして最後は成功を手にするアメリカンドリームとも言える物語です。
最近の映画にありがちな暴力シーンとか、アクションシーンなどは一切無しで人と人の心の動きだけで視聴者の心に響くストーリーになっているところがおすすめです。
■映画「小説家を見つけたら」のあらすじ (ネタバレ少しあり)
以下は少しネタバレありなので、気になる方はスキップしてください。
バスケットボールと文章を書くことが得意な16歳の黒人少年ジャマールは、友人たちとバスケットボールを興じているときに、アパートの一室から双眼鏡でこちらを除いている老人に気づきます。
その老人こそ、処女小説でピュリツァー賞を受賞し、次回作を期待されながら姿を消したフォレスターという小説家でした。
友人にそそのかされて、そのアパートのフォレスターの部屋にジャマールが忍び込むところから、フォレスターとの奇妙な友人関係が始まります。
やがて文学とバスケットボールの才能が認められたジャマールは、名のある私立高校に学費が免除で入学することができました。
ロバート・クロフォード教授はジャマールの文才を評価しますが、やがて黒人のジャマールに対する偏見と嫉妬心からか、あまりにも卓越した文章力に疑問をもつようになります。
作文コンテスト用に提出した文章が、フォレスターが昔書いたエッセイの一部を練習用として借用したことに気づいたロバート・クローフォード教授が、ジャマールを退学処分にしようとするのです。
バスケの試合でも接戦でフリースローを2つ決めれば勝ちという試合で、ジャマールがどちらも外してしまい負け試合になり落ち込んでいたところに、退学処分になるかもしれない状況も重なりダブルパンチとなります。
作文コンテストの当日、そんな危機的状況を救ってくれたのが、学校に姿を見せて文章を参加者の前で読み上げたフォレスターでした。
ここから先を書くと完全ネタバレになるので、興味のある方は映画をご覧ください。
■映画「小説家を見つけたら」の基本情報
・公開年:2000年 アメリカ
・原題 :Finding Forrester
・監督:ガス・ヴァン・サント
・挿入歌: Gassenhauer
・映画脚本: マイク・リッチ
・音楽: テレンス・ブランチャード、 ビル・フリゼール
・主な配役
ジャマール・ウォレス – ロブ・ブラウン
ウィリアム・フォレスター :ショーン・コネリー
ロバート・クロフォード教授:F・マーリー・エイブラハム
・アマゾンプライム会員がプライムビデオで観る時の値段:299円
憎まれ役のロバート・クロフォード教授を演じるF・マーリー・エイブラハムは、アマデウスでサリエリを演じた俳優です。
■まとめ
今年2000年の10月に亡くなった、初代ジェームス・ボンド役のショーン・コネリーがメインキャラクターとなっている、「小説家を見つけたら」について紹介しました。
幅広い世代で楽しめる、心温まる映画です。
アマゾンプライム会員だとこの映画の場合299円で家族で観れるのでお得感があります。
無料で観れる映画もたくさんあるので、まだ会員でない方はぜひどうぞ。