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【投資初心者のメモ】NISA口座の投資が非課税期間5年経過したときにどうするのか?

こんにちは。生涯挑戦!をモットーにシニア世代を応援する、こうちゃんです。

2017年からNISAを始めて、今年2021年は5年目になる投資初心者です。

確か非課税期間は5年間だったぐらいのことしか認識してなかったので、2017年に購入した分はどうなるのか調べてわかったことをまとめました。

尚、内容は積立NISA口座ではなく、普通のNISA口座の方です。

3つの選択肢があります。どれを選んだらいいかはいちがいにこうとは言えないようですが、メリット・デメリットを理解した上で状況に合わせて選択する必要がありそうです。

■NISAについて

まずNISAについておさらいするために、特徴をまとめると以下になります。

・2014年から開始された制度
・普通の口座では売却益に対して20%の税金がかかるが、NISA口座では税金がかからない
・年間非課税枠は2016年以降120万円(2014,2015年は100万円)
・非課税期間は最長5年間
・利益と損失を相殺する「損益通算」の対象外

私の場合、2017年からNISA口座を始めたので、今年2021年が5年目の年になります。

そのままにしておくと含み益が出ていた場合、税金に対する優遇措置が受けられない可能性があるので、どうすればいいのか調べてみました。

■5年経過したときには3つの選択肢からどうするか決めよう

わかったことは、5年経過した年のNISAで投資した分については以下の3つの選択肢があるということです。

①今年中に売却
②通常の口座へ移管(なにもしないと自動的にこうなる)
③ロールオーバー(翌年のNISA口座に移す)

それぞれメリットとデメリットを整理しました。

①今年中に売却

【メリット】
・含み益が出ている場合は、利益に対して非課税のメリットがある。
【デメリット】
・含み損が出ている場合は、売却した損益は「損益通算」の対象外なので、他の売却利益と相殺ができない。

②通常の口座へ移管(なにもしないと自動的にこうなる)

【メリット】
・含み損を抱えている場合、移管してから売れば「損益通算」の対象となる。  
【デメリット】
・含み益が出ている場合は、移管後に売却しても利益に対して非課税にならない。

③ロールオーバー(翌年のNISA口座に移す)

【メリット】 
・含み損を抱えている場合、翌年のNISAに移すことによって、さらに5年間非課税期間が延長されるので、これから株価の上昇があった場合に非課税のメリットがある。
【デメリット】 
・翌年のNISA枠が減ってしまうので、新たな成長株への投資枠が減る

ということで、これが正解というのは専門家でもはっきり断言されてないようです。

投資は自己責任と言われる通り、その時の状況によって、メリット・デメリットを理解した上で判断するしかなさそうです。

■NISA口座の例

実際NISA口座の中身がこの様になっています。

同じ投資信託銘柄なのですが、2017年分から5年分それぞれ区分されて表示されます。

2017年分を今年中に先に示し①から③からどれか選ぶ必要があります。少しだけ含み益が出ているので、①の売却を考えています。

まだ時間があるので、もう少し調べて結論を出したいと思います。

■まとめ

NISA口座が非課税期間の5年目になった時にどういう選択肢があって、それぞれのメリット・デメリットについて、忘備録としてまとめました。

参考になれば嬉しいです。

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