こんにちは。生涯挑戦!をモットーにシニア世代を応援する、こうちゃんです。
コロナでどこにも行く予定がなくて、家で過ごすゴールデンウィークにぴったりなバレエ公演のYoutubeライブ公演の情報を知ったので、早速5月2日に視聴しました。
新国立劇場バレエ団のライブ配信で「コッペリア」です。本来はチケット販売して実際の公演が予定されていたものが、残念ながらコロナで急遽公演中止となり、無観客の無料ライブ配信となったものです。
自宅にいながらにして高音質でクリアな画像の臨場感あふれるYoutubeのライブ配信が楽しめるので、芸術が好きな方にはもちろん、今までバレエに興味があってもあまり馴染みのない方でも楽しめるのでおすすめです。
この記事ではそのライブ配信の様子と感じたことなどをまとめましたので紹介します。
■「コッペリア」について作曲家ドリーブとあらすじ
19世紀のフランスのロマン派の作曲家ドリーブが作曲したバレエ音楽で、初演は1870年のパリのオペラ座だそうです。
40年近く前初めてバレエを鑑賞したのが、プロコフィエフのバレエ「ロミオとジュリエット」でした。それが同じパリのオペラ座だったので感慨深いものがあります。
ドリーブについて少し引用します。
クレマン・フィリベール・レオ・ドリーブ(Clément Philibert Léo Delibes, 1836年2月21日 – 1891年1月16日)は、バレエ音楽や歌劇で知られるフランス・ロマン派の作曲家である。「フランス・バレエ音楽の父」と呼ばれる。迫力や壮大などといった言葉とは無縁の、優美で繊細な舞台音楽を残した。
引用:ウィキペディア
題名は聞いた事があるバレエ曲でしたが、あらすじは全く分かってませんでした。こちらもウィキペディアを参考にしましました。
抜粋で引用します。詳細はこちらを参照ください。
コッペリアとは人形作り職人のコッペリウスが作ったからくり人形の少女。向かいに住むスワニルダは明るく無邪気な人気者の少女で村の青年フランツとは恋人同士である。
最近フランツは、かわいらしいコッペリアが人形とは気づかず気になる様子。それに気づいたスワニルダはやきもちを焼いてしまう。
ある日スワニルダと友人たちは、好奇心からコッペリウスの家に侵入。
フランツも、コッペリア会いたさのために梯子伝いに窓から忍び込んできて、フランツもコッペリウスに見つかる。
コッペリウスはフランツに眠り薬を混ぜたワインを飲ませ、酔っ払った彼から命を抜いて自信作の人形、コッペリアに吹き込もうとする。その一部始終を見ていたスワニルダは、コッペリアになりすまして、コッペリウスを散々からかい悪戯の限りをつくす。この大騒ぎにフランツも目を覚まし、コッペリアの正体を悟ってスワニルダと仲直りする。
村の祭りの日。仲直りしたフランツとスワニルダは、めでたく結婚の日を迎え、賑やかな祝宴を迎えて幕を閉じる。
引用:ウィキペディアより抜粋
途中25分の休憩も交えておよそ2時間ほどでした。オペラの様に長くなくて、ストーリーも単純ですので飽きる事なく楽しめました。
馴染みのあるワルツのメロディーもいくつか聴くことができました。
■新国立劇場バレエ団のコッペリアの基本情報と5/2公演で感じた事
指揮、管弦楽、主なキャストは以下です(敬称略)。
【指揮】冨田実里
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団
全4日の主なキャストそれぞれ
2021年5月2日(日)、5月4日(火)、5月5日(水)、5月8日(土)
【スワニルダ】米沢 唯、木村優里、池田理沙子、小野絢子
【フランツ】井澤 駿、福岡雄大、奥村康祐、渡邊峻郁
【コッペリウス】中島駿野、山本隆之、中島駿野、山本隆之
女性の指揮者で、序曲の部分しか映像には映りませんでしたが、素人目にもとてもメリハリがあってわかりやすい棒の印象でした。
東京フィルハーモニーの演奏も素晴らしく、特に第1幕でコンサートマスター(多分三浦章宏氏)のソロの豊潤な音色には魅了されました。
やはりなんと言ってもバレエを演じてる方々の体全体と顔の表情で、感情やストーリーの流れの表現力の素晴らしさが音楽ともシンクロして見応え十分でした。
多くの人に見て欲しい好演だったと思います。
新国立劇場バレエ団のライブ配信で「コッペリア」詳しい情報については、こちらの公式サイトを参照ください。
■まとめ
新国立劇場バレエ団の「コッペリア」ライブ配信の内容と感想をまとめました。
家で過ごすゴールデンウィークの1日に潤いを与えてくれ公演に感謝です。
とても楽しませてもらったので、小口寄付をさせていただきました。
本来なら劇場公演でしたが、コロナのため中止となってしまったことは、関係者にとってはとても残念なことと思います。
その中で無観客公演のライブ配信をしていただき、熱演されていた出演者をはじめ関係者の皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。
ライブ配信をできるだけ多くの人に視聴してもらって、コロナが収まった後には劇場にお客さんがまた多く訪れることを心から願うばかりです。