kochan_blog : 生涯挑戦 !

iDeCo (イデコ)とは?その仕組みをわかりやすく解説

こんにちは、kindle本「理系出身じいじのホットクックでらくらく離乳食」の著者、生涯挑戦!をモットーにシニア世代と子育て世代を応援する、こうちゃんです。

iDeCo(イデコ)について気になるけどよく分からないのでわかりやすく説明してほしい 。どうやって始めたらいいのか詳しく知りたい。

この記事ではそんな投資初心者の疑問にお答えします。確定拠出年金とはどんな仕組みで、いつから始めていつ受け取るのかも解説します。

■ideco とは?

iDeCo(イデコ)とは個人型確定拠出年金のことです。といわれても、個人型の確定拠出年金とは何か初めてきくとわかりにくい言葉です。

これは加入するかしないかは本人次第の 個人型年金制度で、加入を決めた場合、設定する月々の金額を掛け金として拠出し積み立てていけるものです。

英語表記の individual-type Defined Contribution pension planの単語の一部から名付けられていて、一般公募から募集して決定されたようです。

iDeCoの魅力はなんといっても3つの大きな税制優遇です。

①掛け金が全額所得控除
②利息、運用益が非課税
③受け取り額が一定額まで税制優遇

掛け金が全額所得控除なので、課税所得をその分減らすことができます。

例えば株式投資で利益を確定する場合は普通20%ほど税金がかかりますが、iDeCO運用での利益は税金がかかりません。

受け取りは60歳以降になりますが、その時に年金か一時金かを選択できて、どちらも一定額(例えば退職所得合計の上限1500万円)までは税制優遇されます。

次に年金の種類を説明します。

■そもそも国民年金と厚生年金とiDeCoは何が違うのか?

年金には3つの種類があります。

①国民年金:原則、日本に住んでいる20〜60歳までのすべての国民が加入する年金制度
②厚生年金:国民年金、個人で運用する年金。
③個人年金:個人で運用する年金。加入は自由。iDeCoも含まれる。

国民年金は、原則、日本に住んでいる20〜60歳までのすべての国民が加入する年金制度です。厚生年金は、会社員や公務員などは加入できません。

こちらに3種類の年金の主な特徴をまとめました。

会社員や公務員以外の自営業の人やフリーランスの人は国民年金が基本です。それ以外にiDeCoに加入するかどうか自由に選択できるというわけです。

■iDeCoはいつから始めていつまで継続するのか

表1に示すようにiDeCoを開始できるのは、20歳からです。途中解約しない場合は60歳未満まで開始できます。の年齢が、2022年5月以降は、65歳未満までに延長されます。

受取開始は最短で掛金拠出の終わった60歳からです。 一方で、掛金拠出期間終了後に運用だけ継続し、受取時期を最大70歳まで延ばすこともできます(2022年4月からは75歳までに延長される予定)。

投資の効果を上げるためには、なるべく早いうちからスタートした方が時間を味方につけられるので有利になります。

例えばマネックス証券会社に口座を開設した場合、​​​​​​月々の掛け金5000円から始めることができます。詳しくはこちらを参照してください。銀行から開設するよりも、手数料の安いネット証券が一押しです。

■マネックス証券でのiDeCOの始める手順

iDeCOは手数料の安いネット証券で始めるのがおすすめですが、口座を開設して、iDeCOを実際に始める手順を簡単に開設します。以下のステップで開設できます。

●ステップ1:書類請求をする
●ステップ2:必要書類を返送する
●ステップ3:手続き完了まで待つ
●ステップ4:掛金の引落しがスタート

ステップ1で、マネックス証券のウェブサイトで書類を申込みます。

ステップ2で、届いた書類(加入申出書)に記入・押印し、同封の封筒に入れてポストに投函します。

ステップ3で、iDeCoの実施機関(国民年金基金連合会)で審査があり、手続が完了するまで1~2ヶ月ほどかかるので審査が完了し以下の通知が封書で自宅に届くのを待ちます。

国民年金基金連合会から ◯個人型年金加入確認通知書
日本インベスター・ソリューション・アンド・テクノロジー(JIS&T社)から  ◯口座開設のお知らせ
◯コールセンター/インターネットパスワードの設定のお知らせ

ステップ4で、指定の口座から掛金の引落しが始まります。毎月26日(休日の場合は翌営業日)に引落し(口座振替)。

■まとめ

iDeCOとはどういうもので、どういうふうに始めるのかの概要をまとめました。

参考になれば嬉しいです。

 

 

 

 

モバイルバージョンを終了