こんにちは、kindle本「理系出身じいじのホットクックでらくらく離乳食」の著者、生涯挑戦!をモットーにシニア世代と子育て世代を応援する、こうちゃんです。
コロナの平緊急事態宣言も解除され、感染者数も急激に減ってきたため、宮城県の南三陸町を訪れました。
街のほとんどが津波で流されてしまった跡地に南三陸町震災復興祈念公園というのができていました。
当時多くの方が犠牲になった防災対策庁舎の生々しい津波で破壊された建物の残骸がそのままの形で保存されています。
犠牲になられた多くの方のご冥福を祈りつつ、あなたの街にもいつか訪れるかも知れない大地震に備えるためのリマインドになればと思い記事にまとめました。
◾️南三陸町を襲った東日本大震災の時の大津波
高速自動車道三陸自動車道の南三陸海岸ICの出口を降りて海岸の方向に数キロほど進むと、小高い丘の公園が見えてきます。
ここが南三陸震災祈念公園です。令和元年(2019年)10月にできました。近くの川の上に公園にかかる橋は建築家の隈研吾さん設計の中橋です。
橋を渡ると当時の津波被害を受けた状態で保存されている、旧防災対策庁舎が見えます。
記念碑に記録されている南三陸の大津波の記録
・発生日:2011年3月11日(金)
・震源:三陸沖 深さ24km
・マグニチュード:9.0
・最大震度:6.0弱(志津川)
・津波浸水高:16.5m
・死者・行方不明者:831人 (令和元年10月現在)
屋外の避難階段の手すりが津波で曲がってしまっているのが当時の凄まじさを伝えています。
◾️震災祈念公園の様子と犠牲者へのお祈り
隣接する小高い祈りの丘に足をすすめると、
「いま、碧き海に祈る
愛するあなた
安らかなれと」
という記念碑に花が添えらていました。
思わず手を合わせて、犠牲者の方のご冥福をお祈りしました。
丘の上からは、何事もなかったかのように美しく穏やかな志津川湾が見下ろせました。
◾️まとめ
宮城県の南三陸町の震災祈念公園の様子を紹介しました。
後世に伝わって、南三陸以外の地域の防災にも少しでも役立って欲しいものです。