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musescoreの使い方:知ってると便利な再生方法!特定のパートをミュート、繰り返しの再生、リタルダンドについて

こんにちは、kindle本「理系出身じいじのホットクックでらくらく離乳食」の著者、生涯挑戦!をモットーにシニア世代と子育て世代を応援する、こうちゃんです。

歌やメロディー楽器のカラオケ用として伴奏音源が欲しいときにおすすめの
無料ソフトmusescoreについて使い方を記事にまとめています。

ダウンロードしても慣れないと、どうやって使ったらいいかウェブ検索する必要があるので、使いながら忘備録も兼ねてわかったところを記事にしています。

今回は再生するときに知っておきたい以下のポイントについてまとめたので紹介します。

・アンサンブルやセッションのスコアを再生するときに特定パートをミュートにする方法
・再生するときに繰り返し記号が無視される問題を避ける方法
・曲の終わりにリタルダンドのような効果をかける方法

■アンサンブルやセッションのスコアを再生するときに特定パートをミュートにする方法

歌や楽器のカラオケ用として伴奏音源を作るには、1つの楽器とピアノ伴奏の場合は、ピアノ伴奏だけを入力するのが簡単です。

その場合でも、少し手間はかかりますが、歌やメロディー楽器の部分の音符を入力しておいても全体の流れがわかるので良いと思います。

再生する時に、歌やメロディーをミュートにすることでカラオケ音源としても利用できるし、もう1つ便利なのは、パート譜として印刷することができます。

スコアだけ持っていてパート譜がない時に便利です。バンドや弦楽四重奏などのセッションやアンサンブルの場合も一旦スコアを入力しておくとパート譜も印刷できるし、どこか特定パートをミュートにすることでカラオケ音源になります。

ミュートにする具体的な方法は以下です:

・表示>ミキサー を選んでミキサーパネルを表示させる
・ミュートにしたいパートを選んで、赤いミュートボタンを押す

簡単です。こちらがその画面の例です。

再生するときに繰り返し記号が無視される問題を避ける方法

コピペ繰り返しがある楽譜を入力した時、そのまま再生すると繰り返し記号は無視されて先に行ってしまいます。

これを避けるには、リピートしたい範囲の小節を選らんで、リピートの設定をする必要があります。こちらを参考にしました。

ところが、1カッコ、2カッコの表記をしても、繰り返した後にまた1カッコが再生してしまうという問題が起きました。 

解決方法があるのかもしれませんが、今のところ見つかっていないので、しかたなく、繰り返し記号を削除して、おなじ音符群をコピペすることにしました。音符のコピぺの方法はこちらを参照ください。

すこし面倒ですが、これで繰り返しの再生問題は回避できました。

■曲の終わりにリタルダンドのような効果をかける方法

再生する時、曲の終わりに自然なリタルダンドをかけたい場合があります。

調べたところ、リタルダンドの機能は現時点で備わってはいないようです。そこで、テンポ表示を、最後の小節の選択した任意の音符以降遅くすることでそれらしいリタルダンドの効果を得ることができました。

・リタルダンドをかけたい小節の音符を選択する
・パレットから「テンポ」のプルダウンからテンポ表記をダブルクリック
・任意の数値に変える(この例では80を79にしています)

実際の画面です:

実際再生する時の全体のテンポは、再生パネルでテンポを調整することで自在に変えられます。

■まとめ

musescoreの使い方として、再生する時に知っておくと便利な特定パートをミュートにする方法、繰り返して再生させたい時の問題の対策方法、リタルダンドの効果を出す方法について紹介しました。

参考になれば嬉しいです。

 

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