kochan_blog : 生涯挑戦 !

鎌倉と北鎌倉の神社仏閣巡る旅行記:鶴岡八幡宮、建長寺と円覚寺

こんにちは。kindle本「理系出身じいじのホットクックでらくらく離乳食/幼児食」「理系出身じいじのホームベーカリーらくらく使いこなし術」の著者、生涯挑戦!をモットーにシニア世代と子育て世代を応援する、こうちゃんです。

紅葉が色づきはじめた10月下旬の平日に、神奈川県の鎌倉にある鶴岡八幡宮、建長寺と円覚寺を訪れました。

■鶴岡八幡宮

〇知っておきたい基礎知識

歴史にさほど詳しくない私ですが、せっかく訪問するからには知っておきたい基礎知識をまとめておきます。

・鶴岡八幡宮の歴史は、源頼朝公の祖先・源頼義(みなもとのよりよし)が、由比ガ浜に源氏の氏神として八幡神を祀ったことがはじまり・1180年に源頼朝公が現在の場所に遷して、現在の鶴岡八幡宮の基礎が造られた。
・神社としてだけでなく、鎌倉の町づくりや文化発信の拠点としての面もある。
・1191年には火災によって焼失するが、頼朝が若宮を再建するとともに、大臣山の中腹に上宮(本宮)を新造し、現在の姿(上下両宮)となった。
・鎌倉幕府滅亡後も「武門の神」として足利氏、後北条氏、豊臣氏、徳川氏に崇敬された。
・現在の本宮は1818年に、江戸幕府十一将軍徳川家斉によって修築造営された建物。
・ご神木の銀杏の木は鎌倉時代から存在しているとされ2010年に強風で倒れる事件がおきるも、再生のために取り組みがされ、現在は再び元気な姿を見せている。

記憶に新しい大河ドラマ「鎌倉殿」でも出てきたようですが、頼朝の子、頼家が暗殺されたのが銀杏の木のそばとされているのは、歴史的には諸説あって定かではないそうです。

平日なのに、けっこうな人が訪れていました。人気の観光スポットということもあり、3割程が外国人観光客という印象です。

■鶴岡八幡宮周辺おすすめレストラン

鎌倉駅で降りて、小町通りを歩いて5分程で、鶴岡八幡宮です。
そこから、北鎌倉駅までのほぼ中間地点にある建長寺を目指してウォーキングを兼ねて歩くことにしました。

ちょうどお昼時だったので、途中アポなしで入れるレストランを探すことに。

少し歩くと、目に入ったのがこちらの地中海レストラン「セベリコ」です。

予約席がありましたが、アポなしでもお昼前の11:30頃で平日だったこともあってか、
ひとつのテーブル席かカウンター席が空いていました。

窓側のカウンター席をチョイス。

ランチタイムメニューの3つの中から
「本日のお魚のカルパッチョとブランド豚の特性ソース」と
「鶏肉のリゾット」
のランチプレートを注文。それぞれサラダと野菜のコンソメスープが付いてます。
税込み1,400円はリーズナブル。

魚はブリでしたが、とても新鮮で、豚肉も、鶏のリゾットも薄目でちょうど良い味付けで美味しかったです。

【基本情報】
・店の名前:地中海レストラン「セベリコ」
・住所  :〒248-0005 神奈川県鎌倉市雪ノ下2丁目5−26 JR鎌倉駅から徒歩10分ほど
・電話  : 0467-37-6609
・定休日 :水曜日
・営業時間:11:00~21:00 LO 20:00
https://severico-kamakura.jp/access/

◾️鎌倉五山の第一位建長寺

〇知っておきたい基礎知識

・日本で最も古い禅寺の一つであり、鎌倉時代中期の建長五年(1253年)に創建。
・開基(スポンサー)は北条時頼であり、開山(初代住職)は蘭渓道隆。
・禅専門道場として創建され、中国宋朝風の臨済禅だけを修行する専門道場。
・鎌倉時代には北条氏の所領であった北鎌倉に位置しており、北条氏ゆかりの禅寺として知られている。
・左右対称の中国風の伽藍配置になっており、総門・三門・仏殿・法堂などの主要な建物がほぼ直線上に並び、庫院(庫裏)と僧堂(修行道場)とが三門から仏殿に達する回廊の左右にある。
・虫塚と呼ばれる特徴的な建物があり、虫供養と参拝者の憩いの場を目的に建てられた。ステンレスメッシュのユニットが直径約6300mmの螺旋状に積層されている。

鎌倉五山の第一位の寺です。鎌倉五山とは、鎌倉にある五つの禅宗の寺院のことで、建長寺、円覚寺、寿福寺、浄智寺、浄妙寺の5つを指します。
鎌倉時代に北条氏によって制定された臨済宗の寺院の寺格です。

鶴岡八幡宮とはうって変わって、訪問者もさほど多くはなく、落ち着いた雰囲気で、立派な建物が並んだお寺でした。

〇見どころ

・竜の天井画

唐門や天井の竜の絵が見ごたえがありました。

・庭園

方丈(龍王殿)という建物の中に入ると、庭園が見える廊下があります。

・虫塚

養老孟子氏の発案で、建築家の隈研吾氏が設計したという虫塚も7,8分歩いたところにあって、昆虫の形をした石造が置かれています。虫好きの子供たちに喜ばれそうです。

■鎌倉五山の第二位円覚寺

〇知っておきたい基礎知識

・鎌倉時代後半の弘安5年(1282年)に、北条時宗が中国・宋より招いた無学祖元禅師によって開山(初代住職)。
 開基(スポンサー)である時宗公は18歳で執権職につき、無学祖元禅師を師として深く禅宗に帰依されていた。
・鎌倉五山の第二位に位置し、臨済宗円覚寺派の大本山であり、鎌倉禅宗を代表する寺院の一つ。
・国家の鎮護、禅を弘めたいという願い、そして蒙古襲来による殉死者を、敵味方の区別なく平等に弔うため、円覚寺の建立が発願された。
・寺名の由来は、建立の際、大乗経典の「円覚経えんがくきょう」が出土したことからといわれている。
・山号である「瑞鹿山ずいろくさん(めでたい鹿のおやま)」は、仏殿開堂落慶の折、開山・無学祖元禅師の法話を聞こうとして白鹿が集まったという逸話からつけられたといわれる。
・鎌倉時代には北条氏の所領であった北鎌倉に位置しており、北条氏ゆかりの禅寺として知られています。
・国宝に指定されている舎利殿をはじめ、重要文化財に指定されている三門など、多くの文化財を有しています。
・広大な敷地内に多くの建物があり、左右対称の中国風の伽藍配置になっており、総門・三門・仏殿・法堂などの主要な建物がほぼ直線上に並び、庫院(庫裏)と僧堂(修行道場)とが三門から仏殿に達する回廊の左右にある。

建長寺から、北鎌倉駅方面に歩いて10分ほどで、鎌倉五山第2位の円覚寺に到着します。

こちらも、広いt境内には、国宝の舎利殿、洪鐘(おおがね)を始め、仏殿、山門、北条家三代が祀られているという開基廟、山門などが配置しています。

 

建長寺と同じく、龍の天上画がありました。建長寺の龍の足の爪は5本だったのに対して、こちらの龍は3本でした。

北条家の北条時宗、貞時、高時の3代のお墓を祀った開基廟は入場料100円で、お線香をあげてきました。

重要文化財の鐘、洪鐘(おおがね)のところに行くには、かなりの段数の階段を上る必要があります。

■基本情報

〇鶴岡八幡宮

・営業時間:参拝可能時間:6時00分~20時00分
・アクセス:(1)電車:「JR鎌倉駅」東口、「江ノ電鎌倉駅」から徒歩10分
      (2)車:「横浜横須賀道路・朝比奈I.C.」から5km
・住所 神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31  電話番号.0467-22-4667
建長寺から、北鎌倉駅方面に歩いて10分ほどで、鎌倉五山第2位の円覚寺に到着します。

〇建長寺

・営業時間: 8時30分~16時30分 · 無休 ·
・拝観料:大人(高校生以上)500円、小人(小・中学生)200円 ·
・アクセス:公共交通:JR北鎌倉駅→徒歩15分 車
・住所. 鎌倉市山ノ内8. 電話番号. 0467-22-0981

〇円覚寺

・営業時間:午前8時から午後4時30分(12月~2月は午後4時まで)、基本的には年中無休。
・拝観料:大人300円、中学生以下100円
・住所.神奈川県鎌倉市山ノ内409 円覚寺派宗務本所  電話番号. 0467-22-0478.
・アクセス:公共交通:JR北鎌倉駅→徒歩1分 車:横浜横須賀道路朝比奈ICから県道204号経由8km20分
・駐車場 なし

〇それぞれの御朱印

コロナ前に旅したときの御朱印は300円でしたが、現時点ではどこでも500円になっていました。
こちらが、それぞれの御朱印です。

■まとめ

鎌倉駅から北鎌倉駅まで、距離にして1.5kmを散策しながら、鶴岡八幡宮、建長寺、円覚寺と途中の地中海レストラン「セベリコ」を訪れた旅についてまとめました。

鎌倉を散策される際の参考になれば嬉しいです。

モバイルバージョンを終了