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読書メモ:脳が冴える15の習慣

著者は埼玉県立小児医療センター 脳神経外科医長の築山節氏です。

誰でも幾つになっても、脳の健康を保って、冴えた脳でいたいですね。

記憶力、集中力、思考力、意欲を高めるための秘訣が満載です。

6つの大分類とそれぞれに関連する習慣が述べられています。

■脳の活動安定化と集中力、回転

・生活の原点をつくる

脳には大きく、思考系と運動系と2つの機能があり、思考系を活性化させるには

運動系の機能を使う。具体的には、足・手・口を動かすこと。

そのために、筆者は以下を推奨しています。

・散歩など軽い運動、部屋の片付け、料理、ガーデニング、挨拶+一言、音読(10分以上)

この中で音読がいい理由は、

脳の入力→情報処理→出力という要素が連続的に含まれているからとのこと。

・集中力アップ

時間制約を設けて、試験を受ける時のように集中力をアップ。

脳の基本回転数が上がる。

・睡眠の意義 6時間は最低寝る。睡眠中も脳は活動

■前頭葉鍛錬

・脳の持続力アップ 雑用、家事、キーワードは選択・判断・系列化

・問題解決能力アップ 自分なりのルールと予定表

例、机の整理や初対面の人との応対など、ルールを作り紙に書いておく。

・思考の整理 机の片付け。ものの整理は思考の整理に通じる。

■記憶力アップ

・注意力を高める 目を動かす。小さなPC画面ばかりでなく、景色を見る。花の匂いを嗅ぐ。五感をフル活用して

立体的に情報をとる。

・記憶力アップ 人に伝えること前提に情報収集 報告書、まとめ、ブログを書く

情報の入力、脳の中で保持、情報を解釈、情報を出力するプロセスを経験できる。

表現を豊かにすることは一段高いレベルの活動

■情報出力、コミュニケーション能力

・話す力を高める 質問によって話を長く。思考を組み立てる系列化の力の鍛錬になる。

風景を思い浮かべて話す。キーワードをたどり、話を長くする。

表現を豊かに たとえ話を織り交ぜる。 相手の立場になって話をする。

■脳の健康

・食事 腹八分と適度な運動。

・脳の健康診断 MRで脳の断面

■応用

・脳の自己管理 失敗ノートをつける。失敗は脳からの警告。

・創造力高める なんのためより、誰のために役に立つかを重視。

閃きは余計なことの中にある。アイデアは情報の組み合わせ。

交友範囲を広げる。マルチな活動で人生を楽しむ。

・意欲を高める 人を好意的に評価し、時にはダメな自分を見せる、褒め上手になる

■印象に残った点と行動に置き換えたい点

以下を行動に置き換えて脳を活性化させて行きたいです。

・脳には、基本回転数があること。 短時間集中で活性化すること。

・音読は効果あるので、今後も継続していく。

・睡眠中の脳の活動を積極的に利用。メモをとる。

・交友範囲を広げる。マルチな活動で人生を楽しむ。

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