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世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事(3)の読書メモ:がん予防に効果のある食事

こんにちは。生涯挑戦!をモットーに新大人世代を応援する、こうちゃんです。

前回「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」の概要と結論を忘備録としてまとめ、

さらにその(2)として、気になる糖尿病予防に関するところについてもまとめておきした。

今回は、もう1つ気になる成人病の1つである「がん」に焦点を当てて、がん予防に良い食事と悪い食事を整理しておきます。

この本は疾病予防という観点からも興味深く読めて、エビデンスもしっかりしているので、

健康維持と病気予防と食事の関係が気になる方にとてもおすすめです。

米国Googleで検索したがん予防と食事のエビデンスについての論文の内容も併せてご紹介します。

■がん予防について著者がこの本で推奨していること

まず目につくのが、がんの罹病率で男女とも年々増加傾向にあるのですね。

「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」より引用

赤身肉や加工肉が特に体に悪くて、白い肉(鶏肉)は体に悪くないとして、次のような実験データが示されています。

これを見ると、赤身肉や加工肉は男女を問わず、結腸がんのリスクを高める影響があると見えます。

直腸がんについてはほとんど影響ないようですね。

「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」より引用

一方で、魚はがんになりにくいというグラフもあります。

赤身肉や加工肉を取りすぎないで、魚をより多く摂取するのが良さそうです。

「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」より引用

また、白米は糖尿病には影響ありますが、がんには影響はないという研究結果もあるようです。

■食べ物とがんについて、さらに米国Webサイトで検索した結果の一例

筆者推奨のやり方で、米国Googleから食物とがんの関係について調べてみました。

以下のハーバードのサイトでは、生活習慣や食事が遺伝子の影響より重要と述べています。

It appears that four healthy habits—getting 150 minutes of moderate-intensity exercise per week, maintaining a body mass index between 18.5 and 27.5, no smoking, and drinking only in moderation—may prevent many cancer cases and death in w...
More evidence that a healthy lifestyle might help prevent cancer - Harvard He... - www.health.harvard.edu

・遺伝子は重要だが、食事と生活習慣は、ほとんどの場合、より重要

・4つの健康習慣:

 ①週に150分間の適度な運動

 ②BMI指数を18.5~27.5の範囲にキープする

 ③禁煙

 ④適度な飲酒 (女性:1カップ/日、男性 2カップ/日)


Harvard Health - www.health.harvard.edu

私の場合は、上記4つどれも合格でした。

みなさんは如何でしょうか。