こんにちは。生涯挑戦!をモットーに新大人世代を応援する、こうちゃんです。
先日たまたまFMから流れてきた曲に思わず聴き入って、記事を書く手を止めてしまいました。
クラウディオ・アラウというピアニストが81才の時に録音したという、
ベートーベンのアンダンテファヴォリという曲でした。
ソナタの有名な曲はいくつか馴染みがありますが、これは初めて耳にする曲でした。
その音楽表現はとても自然で淀みなく流れる川の様でもあり、
音の透明感は沖縄の離島の海を連想しました。
クラシックに馴染みがある無しにかかわらず、心が癒される音楽表現です。
かなりの年齢になると、だんだん子供の様になるという話を聞いたことがありますが、
とても81才の方が弾いているとは思えず、
まだ穢れを知らない子供の様なピュアなサウンドでした。
クラウディオ・アラウは1996年に88歳で亡くなる最晩年までコンサート・録音を精力的に行ったそうです。
この曲を聴いて、人となりを調べてとても尊敬の念を抱いてしまいました。
YOU TUBEに彼のその演奏らしきものがありました。
年をさらに重ねても、命の炎が尽きるまで、自分の好きなことに打ち込んで、
ほんの少しでも誰かのお役に立てる人生を送りたいものです。
■クラウディオ・アラウについて(Wikiより抜粋)
クラウディオ・アラウ・レオン
Claudio Arrau 1 Allan Warren.jpg
生誕 1903年2月6日
出身地 チリ
死没 1991年6月9日(88歳没)
南米チリ出身でアメリカ合衆国を中心に活動したピアニスト。
20世紀を代表するピアノの巨匠として知られた。