こんにちは、生涯挑戦!をモットーに新大人世代を応援する、こうちゃんです。
”The Gift of Music” からの名言その2です。
このシリーズのいきさつはこちらです。
◼️名言その2と思ったこと
音楽は粗野な人の胸でさえも癒す魅力がある、
岩を和らげ、節だらけのオーク材をも曲げるかのように
ウィリアム・コングリーヴ
この「岩をも和らげ、節のあるオーク材をも曲げる」という比喩がまたすごいですね。
粗野な人にも悩みがあるのでしょう、それを癒してくれるのは想像できますが、
それを、今で言う超能力者が出てくる映画みたいに「岩をも和らげ」て、
さも硬いであろう「節だらけのオーク材を曲げるよう」にと表現するところは、
17世紀から18世紀の劇作家ウィリアム・コングリーヴの独特の表現なのかもと想像します。
もっともこの作家は初めて知ったのですが。
ちなみにオーク材というは、欧米では家具やウイスキーの樽などに使われている木だそうです。
硬くて丈夫なのが特徴ですね。
それの節ですからよほど硬い部分です。
いずれにしても、音楽の持つパワーを過小評価してはいけないなとこの詩を見て感じました。
◼️ウィリアム・コングリーヴについて
コトバンクによると、以下の説明がありました。
William Congreve(1670年1月24日 – 1729年1月19日)
イギリスの劇作家で、詩人。 風習喜劇の代表的作者。
ダブリンで学んだのち,ロンドンへ出て法学生となるが,文学の道に進む。