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調味料が複数あった場合の塩分0.6%を計算するスプレッドシート

こんにちは、生涯挑戦!をモットーに新大人世代を応援する、こうちゃんです。

ホットクックで回鍋肉を作りました。

いつも料理するときはレシピ本には頼らずに全体重量から塩分を0.6%にしています。

これは水島シェフや勝間和代さんが推奨している人間にとって1番おいしいと感じられる塩分濃度です。

塩分を含む調味料が醤油だけの場合は3.75%、味噌だけの場合は5%にすると、

ちょうど塩分が0.6%になるっていうのは頭に入ってます。

ところが、回鍋肉を見ると豆板醤と赤味噌と醤油を使うことになっていました。

これは塩分計算量がめんどくさいです。

今回は豆板醤の塩分量を見て、手計算でざっくりと0.6%になるようになんとか算出しました。

味の方は美味しくできましたが、次回リピートでつくのをためらってしまいます。

 

そこで次回から悩まずに作れるように、Googleスプレッドシートで計算表を作りました。

こちらが共有先のリンクです

https://docs.google.com/spreadsheets/d/1uqPp3KyWFOmzBBoTzufVH1H0223JlabBhkg9IEoK1Q0/edit?usp=sharing

■表の使いかた

1)食材の全体重量入力する

2)塩分を含む調味料の塩分量(%)を入力する

3)塩分を含む調味料の比率を入力する

薄緑色の部分が入力するところです。

これで自動的にそれぞれの調味料の必要重量が計算できます。

以下説明です。

1)の全体重量は文字通り食材の全然重量で今回の場合は500グラムです。

2)の塩分を含む調味料の塩分量は(%)ラベルを見て簡単に計算できます。

  

赤味噌は100グラム当たり10.2グラムなので10.2%。

醤油は大さじいっぱい18グラム当たり1.9グラムなので10.5%。

豆板醤は小さじ1杯6グラム当たり0.8グラムなので13.3%。

3)の比率はレシピ本の比率を参考にします。

回鍋肉の場合は赤味噌、醤油、豆板醤それぞれ4:2:1でした。

赤味噌大さじ1と3分の1 = 18グラム+6グラムなので24グラムつまり小さじ4はい分です。

醤油豆板醤それぞれ小さじ2、小さじ1なので4:2:1となるわけです。

薄緑の部分に数字を入れると自動的に答えを計算してくれて、

黄色の部分が結果となります。

念のために計算結果のチェック表もつけておきました。

合計3グラムなので500グラムに対して0.6%になっています。

なお小さじ、大さじの1杯分のグラム数や分量はこちらが参考になります。

「計量スプーン・計量カップによる重量表」より引用

■まとめ

塩分を含む調味料が複数あった場合の塩分0.6%を計算するスプレッドシートを作りました。

例えば豆板醤を使わなくて、赤味噌と醤油だけの場合は豆板醤のを0にすれば計算できます。

3つの材料のところを塩分を含む他の材料に置き換えても使えます。

ご参考になれば幸いです。

■補足:計算式

一応計算式を記録しておきます。

食材の全体重量をT,

合計で0.6%の塩分となる赤味噌、醤油、豆板醤の重量をそれぞれx、y、zとします。

赤味噌、醤油、豆板醤それぞれの塩分含有量(%)をA、B、Cとすると

次の関係式が成り立ちます。

0.006* T  = A*x + B*y + C*z  ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・①

赤味噌、醤油、豆板醤の比率をa:b:cとすると、

x:y=a:b

y:z=b:c

z:x=c:a

y=b/c*x ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・②

z=c/a*x ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・③

未知数3つで式が①、②、③の3つなので解けて、

x=0.006* T /(A + b/c*B  + c/a*C)

y=0.006* T /(A + b/c*B  + c/a*C)*b/c

z=0.006* T /(A + b/c*B  + c/a*C)*c/a

となります。

最初から塩分を含む食材があった場合のスプレッドシートも作りました。

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