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読書メモ: The Gift of Music 音楽の贈り物からの名言(7)レフ・トルストイ

こんにちは。生涯挑戦!をモットーに新大人世代を応援する、こうちゃんです。

ロシアの著名な文豪トルストイの名言が出てきました。

とはいえ、私自身トルストイの長編小説はまだ読んだことがありません。

さすがに含蓄のある名言です。

◼️名言その7と思ったこと

音楽は感情を端的に表現したものだ。
言葉では難しく表現される感情は、音楽の中では直接人に伝えられる。
それが音楽の力であり重要性である。

レフ・トルストイ

世界屈指の小説家でも、感情を言葉で表現するのが簡単でなかったのだなと

「言葉では難しく表現される」というとろに表されてます。

それと、音楽が感情表現であり、それ自体が音楽の力であり重要な要素だ、

というところは、短いことばで見事に表現されていると感心しました。

感情表現が大事なのは、今年になってよく目にします。

以下の投稿でも音楽で気持ちを表現することが大事と言う話を書きました。

最近あるプロのピアニストの方と雑談をする機会がありました。

アマチュアオケの演奏会終了後の打ち上げでの会話です。

「感情表現」の大事さについてこうおっしゃっていました。

「みんな好きだからこうして集まってくるんだよね。

確かに音楽は表現したいという気持ちが先にありきで、

そのために必要なテクニックだとか色んなものがあとからついてくるんだよね」

その言葉を聞いて、確かに気持ちだけでは、演奏のレベルアップできないので、

アマチュアでも普段の練習を怠らないようにせねばと思いました。

■トルストの名言について

すこし調べてみると、トルストイは

音楽に限らず人生の知恵袋とでも言うべき多くの名言を残していました。

どれも心に響く名言が多かったですが、とくにつぎの言葉が印象深かったです。

最上の幸福は、
一年の終わりにおいて、
年頭における自己よりも、
よりよくなったと感ずることである。

http://earth-words.org/archives/3652

普段ほとんど小説を読まないのですが、

これをきっかけに長編小説にチャレンジしてみたくなりました。

「アンナ・カレーニナ」がkindle読み放題にありましたので、

今年中には上中下読破を試みます。

■トルストイについて

wikiからの引用抜粋:

ロシアの小説家、思想家。ドストエフスキー、イワン・ツルゲーネフと並び、ロシアを代表する文豪。 『戦争と平和』『アンナ・カレーニナ』
1828年、モスクワの165km南の郊外のヤースナヤ・ポリャーナにて、伯爵家の四男として生まれる。
1844年、大学に入学するも成績がふるわず中退。このころフランスの哲学者ルソーの本を愛読し、生涯その影響を受けた。
1847年、広大な領地を相続したトルストイは農地経営を始めるが失敗。1851年にコーカサス戦争の砲兵旅団に志願して編入される。1853年のクリミア戦争では将校として従軍。

1852年24歳のときに執筆した『幼年時代』が雑誌に発表され、新進作家として注目を集める。
34歳のときに、18歳のソフィアと結婚。9男3女が生まれた。幸福な結婚生活の中で世界文学史上に残る傑作が書かれる。
しかし、代表作『アンナ・カレーニナ』を書き終える頃から人生の無意味さに苦しみ、自殺を考えるようになる。
1904年の日露戦争における暴力行為に対しても非暴力の立場から批判。また、非暴力・不服従で英国からの独立運動を指揮したガンディーとも文通している。
1910年、鉄道で移動中に肺炎により死去(82歳没)。葬儀には1万人を超える参列者があった。