kochan_blog : 生涯挑戦 !

読書メモ:The Gift of Music 音楽の贈り物からの名言(9)リチャード・スティール

こんにちは。生涯挑戦!をモットーに新大人世代を応援する、こうちゃんです。

17世紀後半から18世紀前半のイギリスの著述家、政治家であった、

リチャード・スティールの名言です。 この名前は初めて知りました。

名言その9と思ったこと

バイオリンは生き生きと活気にあふれ、前向きで、

想像力の豊かさと鮮やかなレパートリー、

風刺のきらめきの点で他より区別され、

そしてすべてのコンサートで華やかさを勝ち取る。

リチャード・スティール

最初この名言を目にしたとき、

これを書いた人は20世紀の音楽愛好家かなと勝手に想像してたのですが、

調べてみると、17世紀~18世紀のイギリスの著述家であり政治家でした。

その当時は、いまの様な大ホールでのオーケストラのコンサートではなく,

バロック時代のより小編成なコンサートだったはずです。


その当時でも、バイオリンは花形的な存在だったことが伺われます。


著名なドイツ人作曲家で、イギリスに帰化したヘンデルを思い浮かべました。

同じ時代にかぶってそうだったからです。

wikiによると、イギリスに訪れたのは1710年の暮れで、

リチャード・スティールがこの名言を書いたは、1701年らしいので、

9年ほどずれがあります。

となると、彼がよく聞いていたイギリスの作曲家は、

ヘンリー・パーセル(1659年-1695年)に違いないと思われます。

かれの作品でバイオリンが活躍してる作品を探してみるとこういうのがありました。

劇音楽「アブデラザール」からロンドという曲です。

https://youtu.be/VVivtti-n-w

ひとつの名言から、その時代背景をひもといていくのも興味深いものがあります。

リチャード・スティールについて

こちらのサイトからリチャードスティールのプロフィールを引用させていただきました。

リチャード・スティール(Sir Richard Steele/1672年3月12日-1729年9月1日/男性)は、イギリスの著述家、政治家。アイルランド・ダブリン出身。友人であったジョセフ・アディソン(Joseph Addison)と共にスペクテイター誌(The Spectator)やタトラー誌(The Tatler)を創刊したことで知られる人物。ホイッグ党(かつて存在したイギリスの政党/自由党及び自由民主党の前身)やキット・キャット・クラブ(ホイッグ党派の文学人の集まり)のメンバーでもあり、政界でも活動を行った。

地球の名言より引用

このシリーズのいきさつはこちらです。

https://globalk-m.com/2019/01/02/reading-memo:the-gift-of-music-1/

尚、わかりやすさをめざし、独自の翻訳とさせていただいており、

他の名言Website様とは表現が異なる場合がありますのでご了承下さい。

モバイルバージョンを終了