こんにちは。生涯挑戦!をモットーに新大人世代を応援する、こうちゃんです。
導入して間もない、オーバーヘッドスキャナーで、OCR機能を初めて試してみました。
付属のソフトウェアでスキャンした書類から、文字に変換してWordファイルにできるというので、誤変換とか、時間がどのぐらいかかるのかが気になります。
この記事では、実際に試してみた結果と、Google KeepのOCR機能との比較をした結果を紹介します。
■Cruz ET16 Plusで書類を読み取りOCR機能で出力する方法
ダウンロードしたMac用ソフトの使い方についての説明書がメーカーのサイトに見当たらなかったので、試行錯誤しながらやってみました。
結果的には以下の手順でできました。
・本や書類をスキャナーで読み取る。
・複数のjpeg画像がフォルダーに取り込まれる
・それらを全て選択する
・ソフトのOCRを選ぶ
・エクスポートする
ここまで、10ページ分、画像にして5枚をスキャンしてOCR化するのにかかった時間はほぼ1分2秒です。
OCRファイルへのエクスポートは専用ソフトで、スキャンしたデータを選択して、OCRのボタンを押すだけで、瞬時に複数ページがOCR化されました。
10ページ分が1分ほどで処理できましたので、予想以上に早いです。
■Google Keepとの比較
OCR機能は、Google Keepで画像をとりこむと瞬速で正確にテキストにしてくれるので、これまではそれを重宝していました。
欠点は一度に1つの画像しかできないことです。
複数ページ処理できるCruz ET16 Plusと比較してどうなのかが気になるところです。
そこで、比較のために以下の手順で実施しました。
・Google Keepで1ページ分をOCR化する時間を測ってみました。
・iPhoneで書類の該当ページを写真をとってGoogle Keepを開き、読み取る
・「テキストに変換」を実行する
ここまで2ページ分で約 2分17 秒でした。ということは、10ページ分だと11分ぐらいかかる計算になります。スキャナーで一括OCR化が瞬速で1/10の時間でできることがわかりました。
■比較結果まとめ
試してみた結果をまとめます。
スキャナーとGoogle Keepで誤変換率も確認して比較したのが次の表です。
誤変換率は、2ページ分の文章を原本と見比べました。
Cruzの方が29文字、Google keepの方が22文字、いずれも1090文字中です。
なのでGoogle keepの方がわずかに正確ですが、ほぼ同等レベルです。
こちらがCruz
こちらがGoogle keepの方です。なぜか改行がふぞろいでした。
■まとめ
OCR機能付きスキャナーCruz ET16 Plusで実際OCR化してみた結果と、Google KeepのOCR機能との比較結果を紹介しました。
Cruz ET16 Plusの方が複数ページを一度に処理できて、1枚単位で写真をとって処理する必要のあるGoogle Keepより約10倍高速であることがわかりました。
ご参考になれば幸いです。