kochan_blog : 生涯挑戦 !

個人の長所を伸ばす指導の重要性

こんにちは。生涯挑戦!をモットーに新大人世代を応援する、こうちゃんです。

「人をよく見ること。生徒はそれぞれどこかに必ず良さを持っている。それを見つけて伸ばしてあげること。」

高校時代の剣道部の顧問の先生の言葉です。強く心に響きました。どうやって伸ばしたのかの方法も語られてましたのでシェアします。

■心に響いた高校時代の剣道部の恩師の言葉とは

何十年ぶりかで高校時代の剣道部 OBの新年会に出席しました。

その中で顧問の先生のご挨拶の中で感銘の受けた言葉がありました。

「生徒たちは、必ずどこかに良いところがある。そこをよく観察して見つけてあげること。それで、その生徒と剣道の稽古をする時に、例えば小手を生徒にそれとなく打たせてあげる。その後今の小手の技は見事だったとすぐ褒めてあげる。そうすると自信がついてその技に磨きがかかってその生徒は必ず伸びる。」

その言葉を聞いて、長年に渡ってインターハイで数々の好成績を残すことができたのは、生徒の力を引き出す指導の賜物だったのだと納得しました。

生徒一人一人をよく観察して、良さを発見し、その良さをその後で生徒に気づかせて褒めてあげる。そこで自信をつけさせて、さらに伸ばすというところが素晴らしいです。

■個人の個性を発見して伸ばすことは応用範囲が広い

個人個人がもつ良いところを発見して、そこを伸ばしてあげるという指導法は、先生・生徒の間だけでなく、子育て、組織での教育、コンサルティング、コーチングなどにも共通するポイントです。

ともすると、弱点ばかりが目についてしまって、そこをいかに直すべきかという言葉が出てしまいがちです。

そうなると、本来持っている長所が見えづらくなります。

この言葉をよく噛みしめて、教育すべき人の個性を尊重し、良い点を伸ばすにはどうすべきかをよく考えて、それを実行に移すことがとても重要だと感じました。

ご参考になれば幸いです。