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Tools of Titans ティム・フェリス著の読書メモ

こんにちは。生涯挑戦!をモットーに新大人世代を応援する、こうちゃんです。

この本はTim Ferrissショウというポッドキャストから、さまざまな分野(投資、スポーツ、ビジネス、アートなど)世界的成功者200人へのインタビューの中から成功の秘訣等をまとめた知恵袋のような本です。

今現在邦訳はなくて、洋書しかないようですが、印象に残ったところを紹介します。

著者によると、ビュッフェのように、読者が好きな話題や学びをピックアップして実践することを推奨しています。なので自己成長をしたい人なら誰が読んでも美味しいところがあります。

この記事では私的に面白くて行動に移したいと感じたポイント2つを紹介します。

■毎朝の習慣としている5MJとは

著者が100を超える著名人へのインタビューでどんな朝の儀式をしているかを質問して、実際に自分自身でためして5つ効果があったものを述べている章があります。

「その日を勝利するための朝の5つの儀式」という章です。その5つとは以下です。

1. 自分のベッドメイキングをする

2. 10分から20分瞑想する

3. 5回から10回の何か運動を繰り返す(1分以内で)

4. お茶を準備する

5. モーニングページか5MJ(5分間何か書く)

瞑想は5分ですが実践しているので、この中で他にこれはよさそうと思って数か月前から実践しているものが5MJです。

これは5-minute journalの略で、毎朝5分間思いつくままに言葉にして自由に書くことです。モーニングページというのも同様ですが、これは数ページにも及ぶので、楽そうな5MJにしました。

目標設定に関しては、意識的な目標を、無意識レベルにも落とし込むことが必要と言われてます。いくらダイエットをしたいと思っていても、無意識レベルでもそう思わないと続かないためです。

達成したい目標を毎朝しつこいぐらい言葉にすることで、無意識レベルに落としこめます。言葉にすることをアファメーションとも言います。

実際今年ゴルフスコアで80台をだすと10月から毎朝唱えていたら、11月に本当に達成してベストスコアも2年ぶりに80台がでて、86に更新できたので効果ありそうです。

■Kevin Kellyの言葉

もう1つ印象に残った言葉をあげておきます。『Wired』誌の創刊編集長Kevin Kellyについて著者の言葉です。

彼のツールの一つはみんなが真実だと思うことや真実になるだろうと思うことをリストにしてそれぞれに「もしそれが本当でなかったら?」と自問してその結果をブレーンストーミングすることだ。

ゼロベース思考という概念があります。世の中で常識と言われているものを疑って、原点に戻って考えてみようという概念です。

ケビンの言葉はまさにゼロベース思考の考えかたそのものです。

さらにすごいのは、実際Kevinがブレストしたことを実践した話です。

多くの人が一生懸命働いて、引退してから旅行ができるようにお金を貯めています。私は若い頃お金がなかったので旅をすることにしました。その結果10億ドルあったとしても買えないような貴重な経験をしました。

なるほど、常識を疑い、考えてそれを実践することで違った独自の世界が見えくるのだと気づかされました。時々思い出して、まずはブレストだけでも実践して見たいです。

もう1つ彼のやりかたに「自分の人生の残りの日数を5年単位で管理する」というのがあります。そうすることで、自分のやりたいことを絞り込んで集中できるそうです。

私もマネしてみると、人生100年として、あと13600日程ある計算になりました。5年すなわち1825日単位でどう歳を重ねていくべきかを年末年始計画してみようと思います。

■著者について

著者についての説明文からの引用です:

TIM FERRISSはFast Companyの「最も革新的なビジネスパーソン」の一人であり、Forbesの「知っておくべき名前。」の一人である。彼は初期段階ベンチャーへの技術投資家/アドバイザーであり(Uber、Facebook、Alibabaなど)、The4-Hour Workweek、The4-Hour Body、The4-Hour Chefの3つの#No.1 New York TimesとWall Street Journal ベストセラーの著者である。彼の100万人以上がダウンロードしたポッドキャスト、ティム・フェリス・ショーの影響力からメディアは、ティムを「オーディオのオプラ」と呼んだ。

■まとめ

Tools of Titansからの心に響いたポイントを2つ紹介しました。

5MJと、常識とされているものを疑った自己ブレストの話です。

ご参考になれば幸いです。

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