こんにちは。生涯挑戦!をモットーにシニア世代を応援する、こうちゃんです。
10月に発売された5G対応のiPhone12が話題です。
iPhone8PlusからiPhone12に乗り換えを検討している方は、スペック的にどう違うのか気になりますよね。
私もiPhone8Plusユーザーなので、頃合いを見てiPhone12へできれば格安Simで乗り換えることを検討しています。
この記事では、iPhone12とiPhone8Plusに絞ってスペックを比較しましたので紹介します。
■5G対応のiPhone12とiPhone8Plusのスペック比較
色々な機種を比較しているこちらの記事を参考にしました。
iPhoneシリーズほとんど全てが網羅されているのでありがたいのですが、私の場合iPhone8Plusだけとの比較をしたいため、整理したのがこちらです。
iPhone8Plusとの違いが見やすくなりました。
■5G対応のiPhone12とiPhone8Plusのスペック比較から見えるメリット
この表から見えてきたメリットをまとめました:
①全体のサイズが一回り小さくなっていながら、ディスプレイが5.5から6.0インチに大きくなっている
②ディスプレイの解像度が向上していて有機ELを採用している。
③重量が約20%軽くなっている
④CPUの性能が向上している(詳しくは下記)
⑤インカメラが12メガピクセルで4K動画もとれる
①はiPhone8Plusにあった指紋認証がなくなって顔人称のみになったためですね。ディスプレイサイズが大きくなりながらも、外形サイズがコンパクトになったのはありがたいです。
ディスプレイの解像度がアップして有機ELを採用しているところは、鮮明で高精細な画像が楽しめます。
インカメラの画素数がアウトと同じにアップしたのは、自撮りをよくする人やYoutuberに特に喜ばれそうです。
CPUの性能向上については、次に詳しく紹介します。
■iPhone12のCPU性能はiPhone8Plusに比べてどうなのか
CPUがiPhone8PlusのA11 Bionicというものから、iPhone12ではA14 Bionicというものにバージョンアップされています。
海外のNanoReviewというサイトですが、こちらの性能比較記事から結果を引用した表がこちらです。
4つのグラフになっていますが、それぞれの意味と、A11 Bionicを1とすると何倍性能アップしているかの数字も記載します。
CPU Performance (CPUの全体的な性能) | 1.7倍 |
Gaming Performance(ゲームをしたときの性能) | 2.3倍 |
Battery life (バッテリー寿命) | 1.6倍 |
NanoReview Score(NanoReviwの総合スコア) | 1.8倍 |
ということで、ゲームはグラフィックの処理がメインかと思いますが、普通に使う分には速度が1.7倍、バッテリー寿命が1.6倍ということです。
少し専門的になりますが、CPUを構成する半導体トランジスタの1つのサイズが(正確にはゲートサイズ)が10nmから5nmに半分になっています。
1nm=0.000001mmですから、1ミリの100万分の1で想像を超えた大きさです。それだけ高性能で低消費電力になっているわけです。
バッテリー寿命が伸びているということは、CPUの消費電力がその分小さくなっていることがわかります。
こちらの記事で、バッテリー自体の電流容量が他社よりも見劣りがしていて心配だったのですが、少なくともiPhone8Plusよりバッテリー寿命が短くなることはなさそうです。
バッテリー寿命には、もちろんCPUだけでなくて、ディスプレイ他の周辺部品の消費電力も影響しますが、ビデオや音楽の連続再生時間がiPhone8Plusに比べて増えていることから大丈夫といえます。
■iPhone12に切り替えるにあたっての懸念事項:日本版はミリ波非対応!
5Gの性能がミリ波非対応となっているというのが話題となっています。
たとえばこちらによると、
5Gに関してはAppleによると米国版iPhone 12は低、中、高の5G帯域をサポートするが、国際モデルは高周波帯域(ミリ波)非対応となっている。
これに対して、楽天の5G対応機種Rakuten Bigはミリ波対応となっています。
Googleの5G対応機種Pixel5もiPhone12と同様に米国以外はミリ波非対応となっています。
ミリ波というのは、5Gの中でも高周波の部分なので、それが非対応というところが気になりますが、その辺は長くなりそうなので、別記事にしました。
■まとめ
iPhone8PlusからiPhone12に乗り換えを検討する時に気になる、スペックを比較しました。
ディスプレイの性能やサイズを向上しつつもコンパクト設計となっており、CPUの性能も1.7倍ぐらいに高速化しています。
以上参考になれば嬉しいです。