こんにちは。生涯挑戦!をモットーにシニア世代を応援する、こうちゃんです。
5G対応のiPhone12がでたけど、ミリ波に非対応という情報があるけど、今買うべきなの? そもそもミリ波って何?
そんな疑問を感じている方は多いのではないでしょうか。私もそうです。
この記事ではミリ波とは具体的にどんな特徴があって、各社の対応状況はどうなのか、iPhone12のSub6の通信速度はどんな感じで今買うべきなのかについて調べて思ったことをまとめました。
5Gサービスを提供する4社(楽天、au、NTTドコモ、ソフトバンクモバイル)の足並みは現時点でそろってなくて、ミリ波が使えるエリアもごく限られてます。
なので急いでミリ波対応の機種にする必要もなくて、iPhone12はSub6でもそこそこの通信速度が期待できるので、メリットを感じれば買っても良いのではないかというのが1個人としての結論です。
■ミリ波の特徴と楽天、au、NTTドコモ、ソフトバンクモバイルの対応状況
1)ミリ波とは?メリットとデメリットは
こちらの記事が参考になりました。
5Gにも2種類の周波数帯があって、Sub6といわれるものとミリ波といわれるものです。
4Gと比較するとこのようになります。
ここで情報1−3の引用元は下記です。
・情報1:https://japanese.engadget.com/jp-2020-02-27-5g.html
・情報2:https://time-space.kddi.com/it-technology/20200827/2963
・情報3:https://hameefun.jp/how-to/5710
情報によって多少周波数の値が異なりますが、ざっくり4Gは3.6G未満、5GのSub6は6G未満、5Gのミリ波は28Gあたりと覚えておけば良さそうです。
ミリ波のメリットデメリットをまとめるとこうなります:
【メリット】
・超高速通信が可能
・多くの帯域幅があり、1チャンネル800MHzという大容量の割り当ても可能
【デメリット】
・周波数が高い電波なので物体に当たると吸収されやすい
・密集した都心周辺部、屋内商業施設など、基地局をいくつ建ててもまかないきれないような場所に限定される
超高速通信ができる反面、エリアが限定されて、技術的ハードルがまだ高いのがデメリットとわかります。
■5Gの各社最大通信速度の現状とミリ波対応状況
1)5Gの最大通信速度と
5Gの通信速度は4Gや4GLTEに比べてどのぐらい早くなるのかが気になります。
いろいろ情報が分散しているので、各社のホームページや関連Web情報をいくつか参照して、最大データ速度を一覧にしました。
それぞれの出典情報のページがこちらです。
・注1:https://japanese.engadget.com/rakuten-area-5g-080126072.html
・注2:https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1282620.html
・注3:http://s-max.jp/archives/1800161.html
・注4:https://japanese.engadget.com/jp-2020-03-05-softbank-5g-2gbps.html
よく5Gになると、4Gの100倍の早さでデータがダウンロードできると聞きますが、4Gの実効速度が100MGbps~400MGbpsぐらいの場合を想定しているようです。
これを見ると、ソフトバンクモバイルは現時点ではミリ波対応の意思表示はしていません。
楽天アンリミットはこの秋対応する予定としていますが、現時点でまだ公式発表はありません。
2)5Gミリ波の各社対応状況
NTTドコモとauだけが現時点で対応していて、対応機種も出しています。
ただミリ波のデメリットにあるように、ごく狭い密集した都心周辺部や人が多く集まる屋内商業施設などに限られます。
なので都市周辺部以外に住む人にとってはさほどメリットはなさそうです。
■iPhone12の5G Sub6の通信速度はどうなのか
iPhoneユーザにとって一番気になるのがここですよね。ミリ波非対応で、Sub6の周波数帯しか対応しない場合の、iPhone12の通信速度はどうなのかというところです。
こちらの記事のポイントをまとめるとこうなります。
最大値ですがミリ波の4.1GBpsまではいかないといえど、3.4GBpsなので理論上は4Gよりはかなり早い通信速度が期待できそうです。
■まとめ
5Gの通信速度と各通信会社の整備状況、iPhone12の5G Sub6の通信速度について、最新の情報から知りたいポイントを整理しました。
ミリ波はエリアがごく限定的で、その普及にはまだまだ時間がかかりそうなこと、Sub6の周波数のみに対応したiPhone12でもミリ波それほど遜色ないデータ通信が期待できることがわかりました。
なので、Sub6のエリアに住んでいてすぐそのメリットを享受できる人にとってはiPhone12に機種変更しても良いのではないかと思います。私の場合は地方に住んでいるので、今後エリアが拡大するまで待ちます。