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「創造力を民主化する」永井翔吾著の読書メモ

こんにちは、kindle本「理系出身じいじのホットクックでらくらく離乳食・幼児食」の著者、生涯挑戦!をモットーにシニア世代と子育て世代を応援する、こうちゃんです。

創造力と聞くと、一部の才能ある人たちだけのもので、自分には縁のないものと思っている人が私を含めて多いのではないでしょうか?
        
この本はそんな人におすすめです。なぜなら、創造力は一部の才能ある人に特殊に備わっているものではなく、その方法さえつかめば誰にでも身につくものかも、とその気にさせてくれる本だからです。
  
内容について、忘備録を兼ねて読書メモにしたので紹介します。

■「創造力を民主化する」の全体構成

全体は以下の5つの章から構成されています。

序章 「1つのフレームワーク」と「3つの思考法」の全体像
第1章 たったひとつのフレームワーク
第2章 3つの思考法❶統合思考
第3章 3つの思考法❷マルニアナロジー思考
第4章 3つの思考法❸転換思考
第5章 創造的に考える技術のまとめ

この本のエッセンスとも言える「1つのフレームワーク」と「3つの思考法」が
このように1ページの表にまとめられており、わかりやすいです。

■「創造力を民主化する」の印象に残ったポイント

上記の表がすべてを語っていますが、印象に残ったポイントは以下です。

・1つのフレームワーク:対象となる物事を課題と解決方法に分ける
・3つの思考法:統合思考、アナロジー思考、転換思考
・2(課題と解決方法)x3=6つに整理して新しいアイデアをつくりだす

これが基本となって、3つの思考法では以下のポイントがあります。

・3つの思考法その1統合思考:様々な課題を同時に解決
・3つの思考法その2 アナロジー思考:要素分解しつなげる、抽象化する
・3つの思考法その3 転換思考:先入観や思い込み常識を捨て、新しい枠組み常識を真逆にひっくり返したりずらして考える

統合思考やアナロジー思考は類似の本でもよく聞きますが、とくに転換思考の考えかたが、そういう視点で考えたことはあまりなかったので興味深く感じました。

それぞれ個別の思考法で考えるのではなく、組み合わせが重要で、特に「アナロジー思考と転換思考の組み合わせが最強」ということで、なるほどと思いました。

■行動に移したいポイント

行動に移したいポイントは、上記の表そのものを実際に課題にあてはめてみることです。どういう視点で考えたらいいのかについてのガイドが示されているので、実行に移しやすそうです。

必要なことは、読んでなるほどと感心して終わりではなくて、実際に適用してみることです。

と言いつつ自分自身まだ適用していませんが、まずは整理したことで、行動への準備は整いました。
わかるとできるとの間にはギャップがありますが、最初の1歩を踏み出すべく何かの課題に適用してみたいと思います。

マインドマップにも整理しておきました。

■著者について

本書からの引用です。

永井翔吾

1986年生まれ、埼玉県出身。2012年大学院法務研究科を修了し、同年、司法試験と国家公務員総合職試験に合格。2013年経済産業省に入省。主に、知的財産政策や法律改正業務に携わる。その後ボストンコンサルティンググループに入社し、大企業の新規事業立ち上げや営業戦略等のプロジェクトに従事。2016年創業の株式会社VISITS WORKS(現VISITS Technologies 株式会社)にジョインし、現在はデザイン思考テスト事業の責任者。誰もが自らの人生をワクワクしながら生み出し続ける「創造社会」を作ることをミッションに活動している。3人の子供の育児にも奮闘中、

 

■まとめ

「創造力を民主化する」永井翔吾著の読書メモを紹介しました。

このフレームワークをぜひ活用してみてください。

参考になれば嬉しいです。

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