10/2から10/7まで、フューチャーマッピングの無料セミナーの5日目です。
ラーニング・ストラテジー会長で、フォトリーディングの著書などで知られる
ポール・シーリー博士の講義です。
5日目の、横軸のタイムスパンが3週間の講義の中で、ストーリー作りのヒントが述べられていました。
とても面白い方法で役立ちそうな内容でしたので、要点をまとめておきます。
■ステップ1からステップ4
ここまでは、3日や3ヶ月のフューチャーマッピングと同様ですので簡単に書いておきます。
・ステップ1(準備):6つのボックスとタイトルを書く、タスクを書く、タイムラインを書く(ここでは3週間)
3週間後に120%ハッピーにしたい人を選ぶ。笑顔を書く。
120%ハッピーにするところのエピソードで、神田昌典さんの話が出てきました。
2010年に神田さんが、皮膚に黒色腫(メラノーマ)ができて
5年後の生存率50%とまで診断されたそうです。
その時に、すこしも心配することなしにフューチャーマッピングを活用しました。
なんと120%ハッピーにする対象にメラノーマを選んだそうです。
その後アクションシナリオで免疫力を高める治療法にたどりつき、
完治されたとのことでした。
・ステップ2(未来):120%ハッピーになったその人のセリフを書く。
その人からもらえるギフトパッケージと中身を目を閉じて想像する。目を開けてその絵を描く。
・ステップ3(現在の状態):120%ハッピーになる人の、現在の状態の顔とセリフを書く。
・ステップ4(ストーリー):右上から左下のコーナーまで、利き手でない方で曲線を描く。
5、6箇所に面白いと感じたポイントに矢印を書いて、面白い順番に番号をつける。
各矢印のところに、1語か2語で短い言葉を書く。
その短い言葉の番号順に、短い文章を書く。
例:Yes! のところに筆者は、It seems I finally found the sense of peace.
曲線の下に左下の状態から、選んだ人が3週間後に120%ハッピーになるストーリーを想像して描く。
その人に次の3週間で何が起きるのかを想像する。
どうしても、思い浮かばない時は、次の方法がヒントになる。
■ストーリーを作り上げるコツ
普通でない環境でもなんでも構わない。天使が現れて、奇跡を起こすとか。
ストーリーがクリエイティブであればあるほど、価値のあるブレークスルーを内面から受け取る可能性が高まる。
ストーリーは右脳の無意識のリソースとのコネクションを表します。
できるだけ、面白く、魅力的なストーリーにすることがキーです。
リスナーを捉えて、引きこむ映画のようなイメージが望まれます。
7つのタイプの人間的なストーリーをヒントにすると良いと述べています。
それらをまとめて見ました。
サブタイトルを各3つのコラムの上に書く。
■ステップ5とステップ6
・ステップ5:ストーリーからのキーワードからアクションシナリオに結びつける。
ストーリーのうちキーワードを丸で囲む。
これらのワードがどうアクションに結びつくかを考える。
波線の上側に書く。
最初に全然意味不明と感じられても全然かまわない。
ここで、解釈の仕方のコツ5つ
1)言葉と関連すること、連想されることを考える
2)言葉から最初に浮かんでくるイメージや感情に注目する
3)物体やイメージが実行すべきアクションを何か示唆していないか考える
4)その言葉や物から、言葉あそびでも、語呂合わせでもいいので、連想して見る
例えば、英語の”run” には50の異なる意味がある。走るだけでなく、経営するなど。
5)アクションとして、関連しそうなスケジュール上の約束や記念日などのイベントを見て見る
・ステップ6:ギフトをもう一度見て、アクションシナリオとの関連を見る。
全体のストーリーとアクションシナリオを総括して見て、タイトルを書く。
アクションを進めるためのベイビーステップを最後に書く。
以上がまとめです。
実行に移すのに参考になれば幸いです。