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読書メモ:未来の働き方を考えよう

ちきりん氏著の本です。

特に終章の「オリジナル人生を設計するために」がとても参考にしたい内容でした。

人生100年時代と言われております。

昭和時代に主流だった、定年まで働いて、あとは悠々自適というようなパターンが崩れつつあります。

若い人にも、熟年の人で第2の人生をどう生きようかと考えてる人にもオススメできる内容です。

忘備録として、まとめておきます。

■心に響いたポイント

自分で主体的に生きて、オリジナル人生を設計するための方法が、3つのステップとして書かれています。

【ステップ1】手に入れたい人生を明確にする

【ステップ2】複数の将来シナリオをもとう!

【ステップ3】市場で稼ぐ力をつけよう!

それぞれ、ポイントを示します。

【ステップ1】手に入れたい人生を明確にする

・やりたくないことは言えても、やりたいことを明確にいえる人は意外と少ない

幸せは自己満足。他人の眼は気にならない。好きなことがあるから人生はかえられる。

・「やりたいことが明確になれば、人生はものすごく楽になる」

世間の常識に自分を合わせる必要がなくなる。

良い会社、より高い地位、より高い給料に意味がなくなる。

これでいいのだろうか、ほかに可能性ないかと悩まなくてすむ

・心からやりたいことがある、見つかるというのはとてもラッキーなこと。

・「それは、誰からも評価されなくても、経済的な見返りがほとんどなくても、

やり続けたいと思えることか?」と言えることが大事。

・「自分はこれからの人生を、どう過ごしていきたいのか、どんな人生をおくりたいのか」をしっかり考え詰める。

・好きなことが見つかること自体、能力があるとか、お金があるという条件とは比べられないほど恵まれたこと。

・まず、自分はどこに誰とすんで、何時に起きて、どんなことをして毎日を過ごしたいのか、具体的に考える。

・大事なのは、どれほど「手に入れたい生活イメージが具体的に想像できるか」

これを、毎日のスケジュール表をつくるくらい詳細に、想像してみる。

【ステップ2】複数の将来シナリオをもとう!

・中央大学の竹内教授が工学部の学生に教えた、5つのキャリアシナリオというのが紹介されています。

1.この分野に関しては、右にでるものはいないといったオタクエンジニア

2.そこまで高くなくても、トレンドにあわせて売れる商品開発ができる売れっ子エンジニア

3.エンジニアはいまいちでも、マーケティングや営業が得意で営業職

4.技術やものづくりを超えて、組織のマネジメントとか事業戦略を考えることに

興味とセンスをもつ人 ビジネススクールに進んだり経営者をめざす道

5.エンジニアとして自らベンチャー企業をめざす起業家の道

・この方法は、ほぼすべての職業の人のキャリア・プラニングにつかえる。

・子育てが終わった専業主婦、起業家や音楽家、舞台俳優など芸術系にも複数のシナリオがある。

・先行きのシナリオを複数考え、意識的に選び、必要な知識やスキル、経験をどう身に着けていくのか、

自分で設計し、実現していく。

・数年ごとにシナリオを選びなおす。

・主体的に自分のキャリアを形成する意識が重要

・昭和時代の会社員は、キャリア形成を自ら行うことを放棄し、会社の辞令にまかせていた。

・世の中変わった:終身雇用の崩壊、組織にまかせず、時代にあわせて個々人が考え続ける必要がある。

「常に5つの将来シナリオを念頭において働き、次に行く道を考えつづける」そして、言語化してみる

【ステップ3】市場で稼ぐ力をつけよう!

・市場で稼ぐ力を身に着ける

・そのためには市場に近いところで働く

・マーケット感覚を身につける

・最近はITの発達で、アマゾン、YouTube 、ネットオークション、電話相談、スカイプ活用、

電子自費出版、ブログ、アフィリエイトなどマネタイズする道が開けている。

・テクノロジーの進化や、グローバリゼーションの進展により、大きく育つビジネスが出現する

・組織にしがみつくのは必ずしも賢い生き方ではない

・市場で選ばれる力、市場から稼ぐ力をつけようとする努力のほうが有益

・市場がもとめるもの=時代が求めるもの

・ちょっとした工夫で市場は学べる!

・副業として土日に市場に向き合ってみる。フリマ、FB、ブログのアクセス数をあつめるなど。

・50代でも、自分にとってはとるにたらないスキルに見えても、他者から見れば価値のあることも多い。

・日本では求められなくても、他国で求められるものもある。マーケット感覚が必要。

■行動に落としたいポイント

ステップ1からステップ3までを、考えて、言語化して見ることで、

健康維持しながら、生涯現役を貫くための具体策を考えていきたいです。

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