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根津美術館で尾形光琳の燕子花図特別展を観てきました

こんにちは。生涯挑戦!をモットーに新大人世代を応援する、こうちゃんです。

先日港区青山の根津美術館で2019年の4月13日から5月12日まで開催されている特別展「尾形光琳の燕子花図」を観てきました。

国宝の屏風絵をじかに観ることができて感激です。燕子花屏風は根津美術館所有のもので毎年この時期に開催されているようです。

初めてここを訪れましたが、庭園も見事で、都会にいるとは思えない静かで新緑の緑あふれる美しい癒しの空間です。

おすすめの美術館ですのでご紹介します。

■根津美術館所蔵の尾形光琳作燕子花屏風

展示室は全部で6部屋あり、以下のテーマ別に出品されていました。

・展示室1、2:尾形光琳の燕子花図

・展示室3:テーマ展示、仏教美術の魅力

・展示室4:テーマ展示、古代中国の青銅器

・展示室5:テーマ展示、机上を飾る箱

・展示室6:テーマ展示、風薫る茶席

見所は何と言っても、尾形光琳の燕子花図で、金屏風になっていて、大きさが縦151.2cm 横358.8cmの6曲がペアになっています。

写真撮影禁止なので、絵葉書ですが、

右側が↓

左側が↓

燕子花の花がとても生き生きとリズミカルに描かれている感じを受けました。

光琳の作品では、「夏草図屏風」というのもあり、こちらもまた印象に残る屏風絵で、より細かく写実的に描かれています。

光琳以外にも、作者不詳で江戸時代の「洛中洛外図屏図屏風」「伊勢神宮図屏風」など見応えのある作品が多く展示されていました。

■根津美術館の庭園は見事

展示品だけではなく、敷地内の広々とした庭園も見事です。

日本庭園で、池に映える若葉がとても綺麗です。まもなくツツジの花も見頃を迎えそうでした。

新緑をバックに、独特の枝ぶりが見事です。

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■尾形光琳と燕子花図について

根津美術館の公式ホームページから引用します。

総金地の六曲一双屏風に、濃淡の群青と緑青によって鮮烈に描きだされた燕子花の群生。その背後には『伊勢物語』第9段の東下り、燕子花の名所・八つ橋で詠じられた和歌がある。左右隻の対照も計算しつつ、リズミカルに配置された燕子花は、一部に型紙が反復して利用されるなど、一見、意匠性が際立つが、顔料の特性をいかした花弁のふっくらとした表現もみごとである。筆者の尾形光琳(1658〜1716)は京都の高級呉服商に生まれ、俵屋宗達に私淑した。本作品は、江戸時代のみならず、日本の絵画史全体を代表する作品といって過言ではない。

■アクセス

地下鉄表参道駅から歩いて行きました。

公式ページからまた引用します。

地下鉄銀座線・半蔵門線・千代田線
〈表参道〉駅下車
A5出口(階段)より徒歩8分
B4出口(階段とエレベータ)より徒歩10分
B3出口(エレベータまたはエスカレータ)より徒歩10分

以上、参考になれば幸いです。

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