紅葉のシーズンに高野山を訪れました。
世界遺産にも登録されてます。
二大聖地と言われる、「奥之院」と「壇上伽藍」、
そして「金剛峯寺」を拝観しました。
落ち着いた中にも、厳かな雰囲気を感じさせるパワースポットです。
ちょうど紅葉の季節で、針葉樹が多い自然豊かな町に彩りを添えていました。
■金堂と根本大塔(こんぽんだいとう)
壇上伽藍(だんじょうがらん)とよばれる、一段高いところにある金堂と根本大塔を拝観しました。
どちらも内部は撮影禁止でした。
金堂では物質界と精神世界を表す両界曼荼羅を見ることができました。
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その近くにそびえ立つ朱色の美しい建物が、真言密教のシンボルとされる根本大塔です。
高さ48.5m あります、9世紀につくられ、5度ほど再建されて、現在のものは1937年に再建された
ものだそうです。
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朱色が青空に生えて美しいです。
中には4つの仏像があり、御本尊は胎蔵界大日如来像というのだそうです。
■金剛峯寺
壇上伽藍から歩いて5分ていどの金剛峯寺を拝観しました。
弘法大師の唐から日本に渡って高野山に至るストーリーが書かれた襖絵、
雪舟の襖絵、美しい石庭など見応えがありました。
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■奥の院
奥之院の入り口のバス停一の橋で降りると、奥の院入り口です。
弘法大師の御廟まで2km程の道があります。
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その道の両脇には、数々の諸大名の墓石や、祈念碑、慰霊碑が
ひっそりと立ち並んでいます。その数なんと20万だそうです。
伊達政宗、石田三成、織田信長、豊臣秀吉など有名どころが名を連ねています。
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見慣れない形の墓標は、「五輪塔」
と言います。真言密教と大日如来のシンボルで、
下から一番下から地、水、火、風、空という世界の5大要素を表した仏塔だそうです。
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NHKの「ブラタモリ」で放送されていた学者の方の語られた内容によると、
お経には、「お釈迦様が入滅されて56億7000万年後に、弥勒菩薩さまが人々を救済する」
と書かれているといいます。
そして、56億7000万年後に弥勒菩薩様が現れる(3つある)場所の一つが、高野山の奥の院
その時に弥勒菩薩さまと一緒に現れるのが弘法大師様が通訳として復活するとされています。
ここにお墓を作った人々は、56億7000万年後に復活する弥勒菩薩さまと
弘法大師さまをひと目見るためのベストポジションに居るということになります。
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それらを眺めながらいくと、あっという間に、御廟へ向かうための
「御廟の橋(みみょうのはし)」にたどり着きます。
この橋を渡った先は聖域中の聖域とされ、写真撮影は禁止でした。
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石段を10段ほど上がりの「燈籠堂」と呼ばれる建屋があります。
中に入ると、薄暗い党内の奥の方で、ちょうどお坊さんがお経をあげていました。
あとで知ったのですが、「弘法大師御廟(こうぼうだいしごびょう)」は、
この裏の方にあるのだそうです。
特に明示されてないので、行かれる方は事前に調べておくと良いでしょう。
それを知らず、御廟の前まではいきませんでしたが、
聖地の中の聖地と呼ばれるだけあって、穏やかで独特の空気感でした。
帰り道にも美しい紅葉が見られました。
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■1日フリーバス乗車券がお得
1日フリーのバス乗車券が、830円で乗り放題です。
しかも、拝観料やお土産屋さんのクーポンもついてお得感があります。
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■半日では不十分
今回は、半日で回りましたが、見所満載で全部は見切れませんでした。
予定していた霊宝館は次の機会の楽しみとします。
標高800mの山上に、約3,100人が暮らす高野山は魅力溢れる町です。
一生に一度は訪れたいパワースポットです。