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ホットクックで発酵バターの作り方

こんにちは、kindle本「理系出身じいじのホットクックでらくらく離乳食・幼児食」の著者、生涯挑戦!をモットーにシニア世代と子育て世代を応援する、こうちゃんです。

ホットクックの低温発酵調理機能を使って、発酵バターを作ったので作り方を紹介します。

■発酵バターとその効用とは

発酵バターとは、ヨーロッパに古くから伝わる製法で作られたバターで、クリームを乳酸菌で発酵させてかくはんする工程を経てつくられたバターです。

普通のバターとの違いは、文字通り発酵しているかしないかです。

発酵バターの効用はプロバイオティクスという点で、腸内をはじめ体内環境がよくなって、免疫システムを高める効果があるようです。

プロバイオティクスとは、ウィキペディアで調べた内容を引用します:

プロバイオティクスはヨーグルト、紅茶キノコ、キムチ、ケフィア、テンペ、ピクルス、味噌、低温殺菌されていないザワークラウト、酢の代わりに塩漬けの漬物、加熱されていないチーズなどの発酵食品に含まれる。一部の発酵食品は、ビールやワインのようにプロバイオティクスを除去したり、ベーキングや缶詰のように不活性にする手順を実行する。ただし、ほとんどの発酵食品はプロバイオティクス食品でもある。

ウィキペディア

以上から、発酵食品であることから、腸内環境にもよく、免疫効果を高める効用がありそうです。

では、作り方を説明します。

■発酵バターの材料と作り方

1)材料

【材料(出来上がり180g)】
・生クリーム 2個:400cc 
・プレーンヨーグルト おおさじ2:30g
・塩        : 5g

材料の写真です。

2)作り方

【作り方】
・生クリームとプレーンヨーグルトをホットクックの内鍋に入れて
手動>低温調理・発酵>45℃>8時間に設定してスイッチを押す
・出来上がったら取り出してボウルなどに入れて半日から1日冷蔵庫で寝かせる
・取り出してハンドブレンダーで10分ほどかくはんさせて
 バターと水分を分離させる
・キッチンペーパーやふきんなどに移して水分がさらにとれるように容器に移し冷蔵庫に1晩ほど置いておく
・まな板の上でへらなどで平にして水分をさらに取り除くか、ラップにくるんで手で揉んで水分を取り除いて出来あがり。

ホットクックで低温調理したところです。

ブレンダーで処理するとバターと液体(バターミルク)に分離します。

バターを取り出して、キッチンペーパーでこして水分を分離して、冷蔵庫で一晩寝かせてさらに分離した後、ヘラで延ばし、ラップで手揉みして水分をさらに取り除いて出来上がりです。

分離した水分の方、バターミルクはスープなどに使えるので、別に分けて冷蔵庫で保存しておきます。

■発酵バターの出来上がりと味

こちらが出来上がりを容器に入れたところです。

パンにつけて食べてみると、ほんのりサワークリームのような味も加わり、風味豊かで美味しいバターになりました。

パイ生地を作る材料としても使えます。

■まとめ

ホットクックの低温調理・発酵メニューを活用した、発酵バターの作り方を紹介しました。
手間としては、ブレンダ―をかけるところとヘラで伸ばすところぐらいで、あとは放置する時間はかかりますが、意外と簡単にできます。

使ったハンドブレンダーはこちらです。