こんにちは。kindle本「理系出身じいじのホットクックでらくらく離乳食/幼児食/絶品パスタ」「理系出身じいじのホームベーカリーらくらく使いこなし術」の著者、生涯挑戦!をモットーにシニア世代と子育て世代を応援する、こうちゃんです。
先週末に茨城近代美術館「英国キュー王立植物園 おいしいボタニカル・アート」に行ってきました。絵画やだけでなく、美しい陶器、18世紀英国の優雅な食卓を再現した様子、実際のお菓子のレシピなど、上質な雰囲気を堪能しました。
■「英国キュー王立植物園 おいしいボタニカル・アート」の概要
1)概要:イギリスが大英帝国として躍進した18世紀から19世紀にかけてのイギリスの歴史や文化を、22万点を超えるボタニカル・アート・コレクションを持つ世界最大級のキュー(Kew)王立植物園の協力のもと、食にまつわるアートや陶器などを通して紹介する展示会。
・期間:2024年2月23日〜2024年4月14日
・場所:茨城近代美術館
・展覧会題目:英国キュー王立植物園 おいしいボタニカル・アート 食を彩る植物のものがたり
■「英国キュー王立植物園 おいしいボタニカル・アート」の内容と印象
アート展は、プロローグ、第1章から第6章までストーリーのような形でテーマごとに構成されていました。その中で特に印象に残ったところと作品をかいつまんで紹介します。
1)プロローグ食を支える人々の営み 農耕と市場
食材がどのように作られ、どうやって人々の元に届けられたかについて「農耕」と「市場」を描いた一連の絵画作品が展示されていました。特に印象に残った絵画がこちらです。
2)第1章 大地の恵み野菜
イギリスや欧州の食生活に欠かせない野菜の絵の展示です。初めて知ったのですが、イギリス原生の植物は少なく、多くはコロンブスが新大陸を発見し、アメリカ大陸を原産とする野菜が新しい食材として伝わったものだそうです。
3)第2章 イギリスで愛された果実:ポモナ・ロンディネンシス/第4章 あこがれの果実
ポモナ・ロンディネンシスとは、英国の庭園で栽培され、最も評価されている果物の彩色版画と品種解説だそうです。
4)第3章 茶、コーヒー、チョコレート、砂糖、アルコール
英国といえばティーですね。特に茶にまつわるティーカップや美しいティーセットが印象に残りました。
5)第6章 ブレジア=クレイ家のレシピ帳と「ビートン夫人の家政読本」
18世紀末に記されたレシピ帳の実物と日本語訳、1861年に刊行された『ビートン夫人の家政読本』の一部が展示されていて、料理好きとしては興味深い内容でした。
実際のビクトリア朝時代の食たくを再現した展示もあり、見応えがあります。
■まとめ
茨城近代美術館「英国キュー王立植物園 おいしいボタニカル・アート」展について、作品の一部を紹介しながら印象を紹介しました。
上質な世界を味わえて幸せな気持ちになりました。
影響されて自家製スコーンを作って、こちらの展示会で購入した英国のアールグレイ紅茶と一緒に美味しくいただきました。作り方についてはこちらの記事を参照ください。