こんにちは。kindle本「理系出身じいじのホットクックでらくらく離乳食/幼児食」「理系出身じいじのホームベーカリーらくらく使いこなし術」の著者、生涯挑戦!をモットーにシニア世代と子育て世代を応援する、こうちゃんです。
ホームベーカリーのリッチ生地メニューを使わずに、練り機能をニーダー代わりに使った自家製カンパーニュの作り方をこちらの記事で紹介しました。ニーダーとはパンの生地を練るための器具です。
前回味は良かったのですが、生地がゆるめで、成形しにくく、クープもうまくつかず、焼き上がりが少し焦げ目がついてしまいました。そこで、今回改善すべく再チャレンジしてうまくいったので、どこを変えたのかを紹介します。
■ホームベーカリーでニーダー不要で生地から作る自家製カンパーニュの材料
材料は前回と同じですが、唯一の違いは、前回生地がゆるめだったので、水の量を200ccから190ccに少し減らしたところです。1回目の練りと2回目の練りに分けています。
手動練り①
・強力粉 :120 g
・ドライイースト:5 g
・三温糖 :9 g
・水 (冷凍庫で冷やしたもの190cc):190g
手動練り②
・強力粉 :90 g
・全粒粉 :75 g
・ライ麦粉 :15 g
・乾燥いちじく :50g
・塩 :5 g
続いて作り方です。
■ホームベーカリーでニーダー不要で生地から作る自家製カンパーニュの作り方
・手動練り①の材料すべてをポットに入れ、工程で「練り」、レベルは4を選び、5分間ニーディングする。
ホームベーカリーに入れたままフタをして10分間熟成させる。
・手動練り②の材料すべてを入れて、工程で「練り」、レベルは4を選び、15分間ニーディングする。
・35℃で35分間発酵させる。
・ガス抜きのため20秒間ニーディングする。
・生地を取り出し、表面を張らせるように丸める。
乾かないように固く絞った濡れ布巾に少し水を含ませたものをかぶせ、生地を休ませる。(ベンチタイム15分)
・上から押さえてガス抜きをし、生地を手前に引き寄せるようにして丸める。
・とじ目を上にして発酵かごに入れ、平らにしておく。
型の8割~9割まで発酵させる。(35℃で30分)
丁寧にひっくり返し、十字にクープを入れる。
・オーブンに230℃で予熱を入れ、200℃・25分焼成する。
(発酵は、ヘルシオオーブンの発酵機能を使いました。)
前回と変えたところをまとめると以下です。
・練りのレベルを前回レベル2からレベル4にしたこと
・前回少し生地が緩めだったので、水の量を少し減らしたこと
・発酵かごを新たに導入して用いたこと
・オーブンで焼く時間を前回より5分短くしたこと
練りのレベルとは、パナソニックのホームベーカリーの場合ですが以下の写真のように今回はレベル4にしました。
こちらが、一次発酵が終わってニーディング、取り出してベンチタイムをしているところです。
2次発酵の前後です。結構膨れています。
クープを入れて焼き上げたところです。今回は綺麗にクープができました。焼き色も綺麗です。
■ホームベーカリーでニーダー不要で生地から作る自家製カンパーニュの出来上がりと味
こちらが出来上がりをカットしたところです。
生地も前回に比べて成形しやすく、クープもしっかり入って、焼き色もちょうどよくできました。外側がパリッとして、中身がふわっと感が前回よりもいい感じに仕上がり、味自体も本格的なパン屋さんの味です。
■まとめ
手動練り機能を2回に分けて、ニーダーというパンの練り器具を購入することなく、ホームベーカリーを活用する実験2回目、リッチ生地メニューを1回使うよりもより美味しくふっくらと仕上がる条件が見つかりました。
主なポイントは、ホームベーカリーの練りの強さをレベル4のmaxにすること、水の量を適正化することのようです。参考になれば嬉しいです。
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