こんにちは、kindle本「理系出身じいじのホットクックでらくらく離乳食」の著者、生涯挑戦!をモットーにシニア世代と子育て世代を応援する、こうちゃんです。
「甘麹とはどんなものか知りたい。」「甘麹に興味あるけど、作り方がわからない。」
そんな疑問にお答えします。
甘麹とは米麹を水だけで発酵させたものです。砂糖の代わりとして、豚の角煮、肉じゃがなど色々な料理に使えて、発酵食品なのでヘルシーなのが特徴です。
作り方は、ホットクックかヨーグルトメーカーがあると簡単に作れます。
それらがなくても、温度計があれば、こちらの記事の方法で作れます。
この記事では、甘麹とはどんなもので、塩麹や甘酒と何が違うのか?さらに、ホットクックの低温発酵調理を使って、実際作ってみたので紹介します。
■甘麹とは?塩麹や甘酒との違いは?
甘麹とは、米麹を水だけで発酵させたものです。水の量を多くすると甘酒になって、塩を加えて発酵させたものが塩麹になります。
甘麹について、「コトバンク」からもっと詳しい説明内容を引用します。
炊いた白米または糯米(もちごめ)と米麹、湯を混ぜ、一定の温度を保ちながら発酵させたもの。甘糀とも表記する。甘酒のもとであり、甘味とうま味を加える調味料としても使われている。米のデンプン質が米麹に含まれる酵素の作用によって糖化され、ブドウ糖に変化するため、加糖しなくても甘い。必須アミノ酸、パントテン酸、ビタミンB1、B2、B6などの健康の保持に欠かせない貴重な栄養素に富む。塩麹ブームに続き、健康的な調味料として人気が出ている。
砂糖を加えなくても、米のデンプン質が米麹に含まれる酵素の作用で糖化されてブドウ糖に変化するから甘いのですね。
■ホットクックの低温発酵を使った甘麹の作り方
作り方は、低温調理ができる調理家電があれば簡単です。ヨーグルトメーカーやホームベーカリーなどでも作れますが、ここではホットクックを使った作り方を紹介します。
【作り方】
・米麹と水を同量ホットクックの内鍋に入れる。今回は、米麹100g、水100ccにしました。
・手動>低温調理>60℃>時間6時間 に設定して、スタートを押す。
これだけです。あとはほおっておくだけで、6時間後には甘麹のできあがりです。
こちらが、使った米麹、ホットクックに材料を入れて出来上がったところです。
保存の目安は、冷蔵庫で約1週間、冷凍庫で1か月以内です。
■ホットクックの低温発酵で作った甘麹の味
味見をしてみましたが、砂糖を入れてないのに、とても甘いです。
料理に砂糖やみりんを使う代わりに甘麹を使った方が、発酵食品であり、善玉菌のえさになる麹菌が含まれているため、こちらの甘酒の効能についての記事によると、健康的であると言われています。
■まとめ
甘麹とはどんなものか?について塩麹と甘酒の違い、およびホットクックの低温発酵機能を使った甘麹の作り方を紹介しました。
甘麹を使った料理の例として、いわしの柔らか煮、豚の角煮、肉じゃがなどがあります。試してみたら別記事で紹介します。
参考になれば嬉しいです。