こんにちは。生涯挑戦!をモットーに新大人世代を応援する、こうちゃんです。
この記事では、『感動する説明「すぐできる」型』という本の内容をご紹介します。
誰かに何か話をする時にどう話をすすめたらいいだろうかとか、ブログのネタを文章化するのに、どう書いたらいいだろうと悩むことはないでしょうか?
この本では、駿台予備校で人気講師だった著者が、自らの経験から面白く話を伝えるためのポイントを8つの型にまとめた本です。
上記悩みをかかえる私のような人にぴったりです。
■『感動する説明「すぐできる」型』の大原則とは
やはり長年駿台予備校で人気講師ナンバーワンだっただけあって、生徒を惹きつけた実績のある著者のまとめた経験に基づく内容で、説得力があります。
数学の公式を知っていると、問題が解きやすくなるように、文章化や話を組み立てる時の公式として知っていると便利で、使えそうです。
まず、型の話に入る前に大原則と話が面白くなるための構造の話があります。
大原則とは、
面白いかどうかは、自分ではなく相手が決めるものと心得る
です。
あくまで相手視点で、最終的に面白いかどうかを決めるのは相手ということです。
これ当たり前のようですが、どうも自分からこの話は面白いにちがいないと勝手に決めてしまうことはないでしょうか。
最初にこう言い切られてしまうと、なるほどと思い、後に続く話に引き込まれていきます。
さらに、相手が話に興味をもって聞いてくれる状況をうまく構造化して、図で表現されています。それは、次の図です。
ネタは 、 3つの壁を突き破って 、 「知らない →関心 →関係 →自分 」という 4つのゾ ーンを移動していくときに聴き手に浸透していきます 。これを立体的に図示すると 、次の上図のようになります 。
話すネタが 、先ほどお話しした 3つの壁を壊しながら 、 「自分ゾ ーン 」へと深化していくことで 、 「つまらなさ 」が解消され 、聴き手は 「おもしろい ! 」と感じてくれるようになるのです。
■『感動する説明「すぐできる」型』の8つの型とは
それでは、8つの型の中身についてですが、以下のようなものです。
①メリット訴求
②対比
③因果
④カットダウン
⑤破壊
⑥ニュース
⑦希少性
⑧欠如アピール
それぞれのポイントだけマインドマップに整理しておきました。
共通するのは、あくまで相手視点で、上の図の4つのゾーンで、相手がしらないゾーンから自分ゾーンへの壁をうちやぶって引き込むかのテクニックが「型」にまとめられていることです。
詳細を知りたい方はぜひ本をお読みください。
■著者について
著者に関する情報を本から引用しておきます。
犬塚壮志 (いぬつか ・まさし )教育コンテンツ ・プロデュ ーサ ー /株式会社士教育代表取締役福岡県久留米市生まれ 。元駿台予備学校化学科講師 。大学在学中から受験指導に従事し 、界最難関といわれている駿台予備学校の採用試験に 2 5歳の若さで合格 (当時 、最年少 ) 。駿台予備学校時代に開発したオリジナル講座は 、開講初年度で申込当日に即日満員御礼となり 、キャンセル待ちがでるほどの大盛況ぶり 。その講座は 3 , 0 0 0人以上を動員する超人気講座となり 、季節講習会の化学受講者数は予備校業界で日本一となる (映像講義除く ) 。さらに大学受験予備校業界でトップクラスのクオリティを誇る同校の講義用テキストや模試の執筆 、カリキュラム作成にも携わる 。
■まとめ
以上、『感動する説明「すぐできる」型』の概要をご紹介しました。
とても参考になって、おすすめできる内容でした。
重要なのは自分で考え、準備して行動に移すことです。
あくまでここで紹介される型というのはガイドラインですね。
言いたいこと、書きたい内容にどれを当てはめたら効果的だろうかというところは、各人の頭で考えて最終的には自分で決める必要があります。
でも、それを繰り返して行動に移していけば間違いなく進歩しそうです。
ご参考になれば幸いです。