読書メモ

The 4-Hour Workweek_ティモシー・フェリス著の読書メモ(1)

こんにちは。生涯挑戦!をモットーにシニア世代を応援する、こうちゃんです。

この本はベストセラー作家で起業家でもある著者ティム・フェリスが、週4時間という少ない労働で莫大な収入を得つつ理想的なライフスタイル送る秘訣をまとめた本です。

そんなうまい話があるわけないと思うかもしれませんが、著者自らがそういう生き方をしているので説得力があります。

この記事では、誰しもがそうなれるかどうかは別として、どういうマインドなのだろうという興味が湧いたので、分量が多い内容でしたが、今回は全体の流れについてまとめます。

中身の多い本なので、いくつかの記事に分けて忘備録的にまとめて行くことにしました。

■この本の読み方について著者が推奨する方法

最後の方に著者がこの本の読み方はこうすれば良いと書いてあります。なぜ最初に書いてないのかわかりませんが、とにかくその部分を引用します。

ルール1:この本をビュッフェと考える

・全部読む必要はなくて、目次からあなたに関連のありそうなところだけ読むこと。

ルール2:もし詳細すぎる場合は科学的な記述はスキップする

・参考のための詳細な科学的内容を記載しているが、興味ある場合のみで可

ルール3:疑いを持って読むこと

・書かれていることを鵜呑みにしないこと。

ルール4:疑わしいと思うことを、行動しないことの言い訳にしないこと

・疑わしいと思ったら、反証する価値がある仮説を探して試行錯誤すべき。

ルール5:ITを楽しむこと

・ITの例を紹介してるので、知識としてだけでなくご自身のペースで試して楽しむこと

もう一度目次を眺めてみると、大きく4つの章(Step)から構成されています。

Step I: D  Definition  定義

Step II: E  Elimination  排除

Step III: A Automation  自動化

Step IV: L Liberation  解放

■4-Hour Workweekを達成するためのざっくりとした全体の流れ

目次に従って全体の流れをまとめます。Step IからStep IVまで、つなげるとDEALとなります。

D:今現在の自分の仕事の仕方を常識に囚われずに見つめ直し、大きな目標を定める。それも自分の好きで得意なことで、情熱を持って進められるもの。

E:限りなく無駄を排除して、効率的な働き方を追求する。ここで他のビジネス書でもよく出てくる「80/20の法則」を活用する。

A:自動化により収入が入ってくる仕組みを作る。自分の仕事で外注できるところはアウトソーシングにより効率化を図る。

L: 自分が実際に仕事に従事する時間以外でも、自動化により収入が入ってくる仕組みを活用して、小旅行など余暇を楽しむ。

ということで、週4時間だけ働く仕組みができるというわけです。

80/20の法則というのは、アウトプットの80%はインプットの20%から生じるということで、例えば会社の利益の80%は上位顧客の20%から生じているみたいな話です。

■心に響いたポイント

こうしてみると、大まかな流れとして、自分の好きで得意で情熱を持てることで目標設定して、それに向けて無駄を排除し、自動化する仕組みを作れば、4HWW(4-hour Workweek)は実現できるという内容です。

4HWWを実現している人々をNR(ニューリッチ)と著者は定義しています。自分とはかけ離れた人たちではないかと感じていました。

よくよく考えてみると、現状ネットビジネスで成功している人たち、例えばイケハヤさんとか、マナブくんとか、月収1千万円クラスを稼いでいるNRは沢山存在しています。

そこまでいかないとしても、この仕組み作りのプロセスはすごく価値のある内容に思えてきました。もう一度精読して心に残ったところをまとめておき、行動に移せるところは実行してみたいです。

■著者ティモシー・フェリスについて

本書の解説文からの引用です。

TIMOTHY FERRISS(ティモシー・フェリス)は、Fast Companyの「最も革新的なビジネス・スタッフ」に選ばれたエンジェル投資家(Evernote、Uber、その他20社以上)で、New York Times、Wall Street Journal、BusinessWeekのベストセラー、The4-Hour Workweekの著者でもあり、35ヶ国語に翻訳されている。彼のフォローアップThe4-Hour BodyもNew York TimesでNo.1に到達し、この記事を書いている時点で、両本ともAmazonの「今まで最もハイライトされた本」トップ10に入っている。彼はNew York Times、The Economist、TIME、Forbes、Fortune、CNN、CBSなど100以上のメディアで取り上げられている。彼は6か国語を話し、世界中のワイヤレス拠点から多国籍企業を経営し、2003年以来プリンストン大学で人気の客員講師として、理想的なライフスタイルデザインと世界の変化のためのツールとして起業家精神を紹介している。

■まとめ

ティモシー・フェリス著4-Hour Workweekの読書メモとして、全体の流れの概要をまとめました。

Step I: D  Definition  定義、 Step II: E  Elimination  排除、Step III: A Automation  自動化、Step IV: L Liberation  解放の4つです。

参考になれば嬉しいです。

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こうちゃん
●このブログについて 2017年4月にこのブログを開設しました。 人生100年時代といわれています。 アクティブシニアという言葉は65歳~75歳を指して言うらしいですが、 それより若い世代は、「新大人世代」というそうです。 http://www.hakuhodo.co.jp/archives/newsrelease/26938 アクティブな新大人世代を迎えている人達を応援しつつ、 自分自信も生涯挑戦をモットーとし、成長マインドセットをもって 価値のある情報を提供していくことを目的としています。 ●ミッション: ・健康維持、家族の幸せ、少しでも他の人に役に立つことをする ・本、旅、芸術、仲間に会うこと等からの学びをインプットして、  日々0.2%の成長を目指します。 ・体験し、学び、感じたことをアウトプットし、新大人世代を中心に価値のある  情報発信を目指します。 ●趣味 ゴルフ/ウォーキング/筋トレ/瞑想/読書/料理/美術鑑賞/旅/室内楽演奏 ●仕事 2016年4月に還暦を迎え、2nd Lifeがスタートしました。 某研究機関で翻訳の仕事をしています。 1stライフでは、企業でエンジニア、マネージャーを経験しました。
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