こんにちは。生涯挑戦!をモットーに新大人世代を応援する、こうちゃんです。
ニューヨークの近代美術館通称MOMAを限られた時間で楽しむには、
5階の常設展 Collection Galleriesがおすすめです。
ニューヨークの旅の4日目は、ちょっと予定を詰め込みすぎた感がありました。
午前中MOMA、午後からブロードウェイのオペラ座の怪人、夜はMETオペラでした。
なので、MOMAをみる時間は2時間ほどしかありません。
そんな時間がない方におすすめのフロアは、なんと言っても5階の常設展です。
日本だと有料のオーディオガイドがこちらは無料で借りられます。
1階で大人1人25ドルの入場券を購入し、4階でそれを借りて、
いざ5階に向かいました。ちょっと日本より高めです。
ただ、オーディオガイドを聴いて各名作の絵画についてじっくり見てると、
2時間があっという間に過ぎそうなので、オーディオガイドを一部スキップして進みました。
■常設展の名作の数々
まず目につくのが、ゴッホの名作「星月夜」です。
土曜日の午前中でしたが、思ったほど混み混みではなかったものの、
この作品はこの美術館での一番人気とのことで、10数名ぐらいの方々が見入っていました。
アンリ・ルソーの作品が2つ、これ見たことがあるなと思わせる
The Sleeping Gypsy
もう1つは、ジャングルの中に、ひょうきんな表情をした動物たちと、
なぜかソファーに横たわる裸の美女のどこかメルヘンチックな、「夢」という作品です。
ピカソのキュビズム、
シャガールの作品も。
ヘンリ・マチスの「ダンス」という作品も躍動感溢れてとても印象的でした。
解説に、色の種類が数種類しか使用していないという説明があり、
それでこれだけの表現力があるところがすごいです。
世紀末のウィーンを代表する画家で、私の好きなクリムトの作品もありました。
印象派のクロード・モネの「睡蓮の池に映る雲の反映」という、
日本の襖絵を思い起こさせるような大きな絵も見ごたえがありました。
5階の常設展の作品はだいたい全て駆け足で見ることができました。
それと、別の階で確か2階だったか、アンディー・ウォーホールの「ゴールド・マリリンモンロー」は、
是非見ておきたかった作品でしたので、場所を係の方に教わって観ることができました。
途中ロビーから見渡せる、中庭がまた見事な雰囲気で、巨大なバラが目を引きました。
以上、2時間では十分見尽くしてはないのですが、見所だけ楽しめた様子のご紹介でした。
ご参考になれたら幸いです。