こんにちは。生涯挑戦!をモットーに新大人世代を応援する、こうちゃんです。
2019年5月下旬のパリとスペインの旅行記。
今回はマドリッドから特急電車で30分ほどの世界遺産の街トレドでのハプニングをお話しします。
14:30頃トレドの街に到着して、街の観光を楽しんだ後、18:30頃マドリッドに戻るために、トレド市街からバスに乗って少し離れたトレド駅に向かった時の話です。
うっかり乗り過ごしてしまいましたが、地元の方の優しさに救われました。
■トレドについて
スペイン中部にある世界遺産の城塞都市で、中世時代に建てられたイスラム教、ユダヤ教、キリスト教の歴史的建造物で知られています。
今回マドリッドで2日滞在予定で、その時の天気をみて、プラド美術館か、トレドを訪問する予定にしていました。
マドリッド初日が快晴でしたので、その日にトレドに行くことにして、
14:30頃から18:30ごろまで滞在して旧市街の町並みや壮大な寺院などを楽しみました。
その様子は別記事にまとめました。
■帰り電車に乗るためにトレド駅行きのバスを乗り過ごしてしまいました
電車は特急列車で全席指定でしたので、帰りの電車の切符も予約してました。 19:20分トレド駅発です。
バスの正面上部の行き先には番号が表示してあるので、トレド旧市街にあったスタバの店員さんにトレド行きのバスの番号がを聞いたら、61か71とのこと。
18:30ごろ、余裕を持ってバスを待っていると、71番が来たので乗りました。
しばらく乗っていると、日本のバスのつもりで、運転席後ろの表示版のスペイン語表示を見ていればToledoという表示がでるものと思ってました。
なかなか表示がでないし、毎回同じ文字のように見えて、なんか時間がかかっているし、窓から見える風景も郊外のようで何か異変を感じました。
次のバスストップで運転手さんにトレド駅はあとどのぐらいかと英語で聞きましたが、英語は通じないながらも質問は理解したようで、
スペイン語と身振りで「もうとっくに過ぎているので、ここでおりて反対側のバスでもどりなさい」と言っている感じでした。
慌ててそこで降りて、反対方向に向かうバス停にいきましたが、バスがすぐ来そうにもありません。
時間は19:02分で、電車の出発時刻の19:20分まで20分を切っています。
郊外の住宅地の様子で、歩いている人もまばらでしたが、若い男の人が歩いていたので、この辺でタクシーを拾うにはどうしたらいいか英語で聞いてみました。
ところが、スペイン語しか話せないようで、会話になりませんでした。
これはもっと広い道路にでてタクシーを拾ってマドリッドまで帰るしかないと半ば諦めて、200mほど先にたまたま見えたバーガーキングに歩きだしました。
そのときです。うしろの方から、「何かお困りですか?」と20代ぐらいの若い女性が綺麗な英語で声をかけてくれました。
事情を説明すると、近くに自家用車をとめているので、駅まで送りましょうとのこと。まさに天の助けとはこのことです。その女性が天使に見えました。
駅までは6分ぐらいなので、19:20分の電車に間に合うだろうとのこと。女性の車の後部座席に妻と乗せてもらって、トレド駅に向かいました。
話を聞くと、この辺の住宅街に住んでいて、トレドの5つ星ホテルで働いているとのことでした。そうこうしている内にトレド駅に到着。
駅と言っても、郊外の街なので、日本の駅のように目立つ道路に面してなくて、うっかり見過ごしたようです。言い訳ですが。
あとで地図で調べたら、確かにバスの中でうっかりしてると、駅舎が見えにくい感じでした。
さらにどの辺まで乗り過ごしたのかをバーガーキングを手がかりに探したら、見つかりました。Googleマップのストリートビューってすごいです。
駅から4kmほど郊外に来ちゃってました(汗)。
トレド駅に無事到着したところで、お礼の気持ちとして20ユーロ紙幣を渡しました。
おかげで駅で停車している電車に出発時刻数分前ぐらいでギリギリ間に合って、マドリッド行きの電車に乗ることができました。
■まとめ
スペイントレドの市バスで、次のバスストップの表示が確認できませんでした。単に見るべき場所を間違えていたのかもしれません。
慣れない場合の対策としては、運転手に事前に降りるバス停を言っておくか、スマホの現在位置表示の地図を確認するのがよさそうです。
トレド駅までの市バスに乗る時は同じような失敗をしないように参考になれば嬉しいです。
とても親切な方に巡り合って事なきを得ましたが、いろいろハプニングを経験するのも旅の醍醐味かもしれません。