「昭和をアンインストールしてほしい」
とは、今日9/14昼休みに目にした記事の中で衝撃を受けた言葉です。
ご覧になった方もいらしゃるでしょう。
それほど、働き方の男女共同参画を達成するには、
抜本的な改善が必要なのだということをあらためて認識しました。
「女性の意識が低いは嘘! 「昭和の価値観」が最大の壁」の記事より
日本の職場環境での問題点の実態の認識が
まだまだ浅いことに気づかされました。
SDGsの中にも、
目標5
ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る
目標8
すべての人々のための持続的、包摂的かつ持続可能な経済成長、
生産的な完全雇用およびディーセント・ワークを推進する
というのがあり、日本は先進国の中では、この目標達成度合いはとても低いそうです。
今日の記事を読んで、現状認識をより深める必要がありそうと感じました。
ワーキングマザーの方がたから見れば
何を今更という点が多いかと存じますが、
男性側から見て、目から鱗の点もありましたので、概要をシェアします。
・女性活躍を妨げているものは、女性たちの意識の低下ではなく、「環境」だ。
・女性の意識が低いのではなく、もともとは高かったのが、就職後に急に落ち込んでしまう
・ワーキングマザー500人のうち、「仕事と育児の両立ができている」と思う人は36.8%
・人事政策的にいえば、新入社員の時期の教育から、リーダー期にまで
すべてのプロセスを見直して組織開発をしないと、女性活躍推進などできない。
・「仕事と家庭育児の両立はできますか?」という問いが女性にしか投げかけられないこと自体、ジェンダーバイアス。
・ワーキングマザーの働き方は、本人だけでは決まらない。環境に大きく影響される
・「本人の努力×上司の努力×パートナーの支え」というかけ算。
どれかがゼロになると、全部ゼロになってしまう
・仕事と家庭育児を両立できている人は3割の残りの7割は、「脚の欠けた椅子」に座っているような状況
・「妊娠した女性は会社に残らない」というような昭和時代の価値観をアンインストールしなければ、
女性活躍推進などできない
気づいたこと
特に、「仕事と家庭育児の両立はできますか?」という問いについては、失礼ながら
当たり前のように受け入れていた「前提」だと気付きました。
世の中少しずつ改善しているように、見えてますが、
根強く残っている価値観をアンインストールするほど抜本的な改革が必要なのだ
ということを強く認識しました。