こんにちは。生涯挑戦!をモットーに新大人世代を応援する、こうちゃんです。
上阪徹著「10倍早く書ける 超スピード文章術」の読書メモです。
この本は文章の書き方の本です。
今まで読んだ本と一味違た印象を受けました。
一見あたりまえのようですが、素材集めの重要性をあらためて認識しました。
ここさえ行動に移すことができれば、誰でも文章をそれなりに早く書ける感じです。
私のようなブログ初心者で、なかなか書くことが思い浮かばずに更新できない方にとくにオススメです。
ブログでなくても、普段文章を書く機会が少ない方でも、
急に書く必要性が生じたときに応用できるヒントが満載です。
■結局、文章を書くためのたった1つの秘訣とは?
従来の文章術の本に見られる、書き方や正しい文章はかくあるべしという論調とは違っています。
「LINEだったら、誰しも悩まずに文章をかいているはず。」と著者は言います。
なるほどその通りです。最大のポイントは以下です。
・文章を書くスピードを格段に早くするたった1つの秘訣:
「どう書くか」より、「何をかくか」に集中すればよい。
・「文章の中身」を「素材」と呼ぶ
・素材に集中すれば良い
超スピード文章術より引用
つまり、何もない状態で机に向かっても、時間ばかり過ぎて筆は進まないということです。
素材が揃った状態で一気に書き上げるのかコツと筆者は言います。
当たり前のようで、なかなか実行できてませんでした。
もうひとつ、素材の中身の説明として、重要な3要素をあげています。
文章の素材とはどんなものか。
読み手に「これを伝えたい」という内容そのもので、3つの要素がある
❶「独自の事実」
❷「エピソード」
❸「数字」
超スピード文章術より引用
素材とは、オリジナリティーがある事実で、できればエピソードを含み、
形容詞よりは数字を使って具体的に表現することです。
例えば、「寒い朝」より「朝起きて温度計を見たら零下5度を示していた」
みたいな感じです。
■素材を集めるための2つのルールと、書き方の5つのステップとは
素材の定義がわかったところで、どう集めて、どう書くかが気になります。
素材集めの2つのルールとは
1)「文章の目的をはっきりさせる」
2)「読む人をイメージすること」
超スピード文章術より引用
2つ目は、よく他の本でも、「ペルソナを決めること」
つまり読者がどんな人か具体的に言葉にすること。
というのを読んだことがありますが、全く同じことです。
素材文章術の5つのステップとして以下が紹介されています。
①書く目的と読者を定める
②素材を集める
③素材を組み立てる
④一気に書ききる
⑤見直す
超スピード文章術より引用
■行動に移したいポイント
問題は、いかに素材を集めるかです。
著者は以下の方法を推奨しています。
・多く集めて、あとで削る
・ひらめいたアイデアや、見たもの、聞いたもの、感じたことは全て、はその場でスマホにメモする
・素材のストックは「メーラーの下書き」を使う
・スキマ時間を活用したり、散歩など別のことをやりながら、素材に考えを巡らせる。
・他の人との雑談や、自分の中での連想などから素材を生み出す
超スピード文章術より引用
これらを参考にして、自分なりに以下のように行動に移して行きたいです。
・ふだんから五感を使って、感じたこと見知ったことを後でアウトプットする素材という前提で、メモすることを習慣化する。
・自分の場合はGoogleカレンダーをデータベースとして活用しているので、これをメインにつかって、Gmailも併用していく。
ご参考になれたら嬉しいです。
■著者について
上阪徹(うえさか・とおる)氏
・1966年兵庫県生まれで、早稲田大学卒、リクルートグループなどを経て、94年よりフリーランスとして独立。
雑誌、書籍、Webメディアなどで執筆やインタビューを手がけ、これまでの取材人数は3000人超という方です。
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