こんにちは。生涯挑戦!をモットーに新大人世代を応援する、こうちゃんです。
楽しい旅行もスリ被害に遭遇すると一瞬うろたえてしまいますね。
旅慣れている方でも、自分を過信するとスキができることもあります。
今回スペインのマドリッド駅構内で、トレド行きの電車の切符を買おうとしていた一瞬のスキに、スリの被害に合ってしまいました。
以前から噂には聞いていましたが、まさか旅慣れてるはずの自分が被害に遭うとは思いませんでした。
被害の状況と、どう対策したらよいかをご紹介します。
■スペイン・マドリッドでスリ被害に遭遇した状況
その日はバルセロナからマドリッドまで朝7時の高速鉄道で移動し、マドリッドのアトーチャ駅近くのホテルに向かい、チェックイン時間前だったので、まず荷物を預けました。
肩から下げるタイプの小型バッグ1つで、トレド行きの切符を買うために、アトーチャ駅に戻り、切符を買う窓口を見つけてならんでいた時のことです。
急にiPhoneの無線WiFiが通じなくなりました。充電切れにしては早いと思ってら、なんとポケットWiFiが肩から下げる小バッグの中からなくなっていました。
いつの間にかWiFiのポーチごと誰かに抜き取れたようでした。
一瞬目の前が真っ暗になりましたが、気を取り直して駅の交番で、英語がすこし話せる警察の人に、盗難届を発行してもらいました。
ちなみに小型のバックはユニクロで昔買った肩からかけるタイプの幅30cm高さ20cm厚さ10cmほどの黒い色のものです。
このバッグをたすき掛けにしていたのですが、そのファスナーを開けて中のポーチごとすられました。
ポーチの中にはグローバルWifiからレンタルしたモバイルWifiと充電機器一式が入ってました。
こんなポーチです。
幸い同じバッグに入れていたミラーレス一眼と、小型のMovie用カメラは無事でした。
また現金とパスポートはこの小型バックとは別に、ベルトに装着できるタイプの薄いファスナー付きポーチに入れて、上着やシャツで覆っているので大丈夫でした。
こういうタイプです。
なんだかんだで、1時間程ロスしましたが、電車で30分ほどのトレドに予定通り向かいました。
成田空港についた後、グローバルWifiに事情を説明して盗難届の写しを提出しましたが、幸い保険料サービスの特典に入っていたので無料でした。
■スリの手口とは
ホテルのフロントや事後にネットなどで調べたところでは、スリや置き引きは頻発しているらしく、人に危害を加えずに、気づかれないようにカバンから貴重品を抜き取るやりかただそうです。
その手口については、ホテルの人はアーティスト(芸術家)と表現していました。
確かに全然気づかないうちになくなっていて、iPhoneのWifiマークが消えていることから、なくなっていることに気づいた次第で、すごいテクニックだと感心しました。
■スリ被害にあったときは交番に届けよう
万が一被害にあった時は、近くの交番に行って、被害届を書いてもらいましょう。
今回どうしたものかと最初は焦りましたが、気を取り直してマドリッドの構内の交番の場所を駅の係員に聞いて、交番に入りました。被害届を書いてもらうためです。
さっそくスリ被害にあったので、被害届を書きたいというと、話しかけたおまわりさんは、英語が理解できない様子で、英語が話せるおまわりさんが代わりに話を聞いてくれました。
どこから来たのかと聞かれたので、日本と答えました。
そうすると、国別の被害届のフォーマットが揃ってるんですね。
日本語版を渡されて、3ページもありましたが、必要事項を記入しました。
■欧米を旅行するときのスリ対策とは?
ネットでいくつか調べてみると、バッグのファスナーをあけて中を抜き取る手口に対して有効なのは、100円ショップで手に入る南京錠でした。
ただ、いちいちファスナーをあけるたびに鍵をあけるのは面倒ですね。
こちらのブログに紹介されていたのは、ナスカンというクリップのようなものをファスナー通しにくっつけるやり方です。
これはファスナーを開けるときもそれほど面倒でないので良さそうです。
南京錠よりはリスク度は多少あがるかもしれません。
何も対策しないよりはずっと有効ですね。次回行く機会があれば、ナスカンを活用したいと思います。
ただ、手口によってはナイフでバッグを切り裂いて中を抜き取る方法もあると聞いてますので、万全とは言えず気を抜くことはできません。
ともかくベルトに通すタイプで服で覆う方法が有効であることと、外に出ているバッグの場合はよほど気をつけないと行けないという教訓を得ました。
■まとめ
スペイン・マドリッドでのスリ被害に遭遇した内容と今後の対策案をご紹介しました。
これから旅行に行かれる方は、旅慣れていると自分を過信せず、事前の対策をされて、旅を楽しんでください。
ご参考になれば幸いです。