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パリのギュスターヴ・モロー美術館訪問記

こんにちは。生涯挑戦!をモットーに新大人世代を応援する、こうちゃんです。

先日NHKの「日曜美術館」という番組でギュスターヴ・モローの作品と展覧会についての放送を見ました。

それに刺激されたので、この記事では5月にパリのオペラ座近くにある国立ギュスターヴ・モロー美術館に行ってきたときの印象をお伝えします。

マネやドガ、ルノワールといった著名な印象派の絵も素晴らしいですが、モロー独特の神秘的な女性の魅力を描いた絵にも惹きつけられました。

■ギュスターヴ・モローについて

今年2019年の4月にその名を初めて知って、汐留のパナソニック美術館でギュスターヴ・モロー展を観に行ってその作品群に不思議な魅力を感じました。

5月にパリ、スペインを旅する機会があり、パリにある国立ギュスターヴモロー美術館に足を運びました。

モローは1826年パリ生まれで、象徴主義の画家と言われていて、象徴主義とは聖書や神話のをもとに実在しないものを題材にした絵画のことを言います。

ファム・ファタール(フランス語で魔性の女の意味)を描くのが得意だそうです。

代表作の1つに、「出現」や「一角獣」があり、これらは汐留で展示されていました。

日曜美術館によるモロー自身の言葉の引用があります。

女性というのは、その本質において神秘的で未知なるものに夢中となる生き物であり無意識のうちに邪悪で悪魔的な誘惑に取りつかれてしまう存在なのである

日曜美術館のモローの言葉より引用

モローが生涯に愛した女性は2人だけで、その母親と、恋人アレクサンドリーヌ・デュリューだそうです。パリのギュスターヴ・モロー美術館にはそれを象徴する写真が展示されていました。

■パリのギュスターヴ・モロー美術館の見どころ

オペラ座からほど近い場所で、最寄りの地下鉄駅12号線トリニテ駅からは、歩いて5分ほどの住宅地にあります。

他の美術館巡りもされる方は、美術館パスが有効です。

モロー自身が住んでいた住宅を美術館にしたので、ルーブルやオルセーを訪問した後ということもあって、予想していたより、小規模な印象を受けました。

でも中に入ると3階建てで、1万4千展にも及ぶモローの作品と、実際暮らしていた書斎、食堂、寝室が昔のまま残されて数々の調度品や食器、壁時計などもありました。

恋人アレクサンドリーヌ・デュリューが好きだった調度品のある部屋もあります。

恋人以外に愛した母を象徴する写真とは、2階の部屋にある母と向かい合う写真です。

モローのマザコンぶりが表れている感じがします。

圧巻は3階と4階の部屋で、モローの代表作の数々と多数のデッサンが展示されています。3階と4階を結ぶらせん階段も美しいです。

螺旋階段

デッサン画が多くこのように、特殊な収納に収められていました。
1枚の絵を感性させるために、試行錯誤のデッサンを重ねたあとが感じられました。

サロメを始めとする女性を描くために、身にまとう民族衣装や装飾を研究していたそうです。

デッサン

東京の展覧会には展示してなくて、ここモロー美術館でしか見られない、晩年の大作「ジュピターとセメレ」は必見です。

「ジュピターとセメレ」

複雑な絵ですが、関連情報を調べると、ベースとなっているのはギリシャ神話です。ジュピターはユピテルやゼウスとも表されるギリシャ神話に登場する神です。

ストーリーとしては、神であるゼウスは人間の姿となって、セメレを身篭らせ、それに嫉妬したゼウスの正妻のヘーラーはセメレーをそそのかして、ゼウスの正体を明かすようにセメレーからお願いするようにと言います。

セメレーはゼウスにそう伝えると、雷火をまとった神の本性を現して、セメレーは焼け死んでしまう。という内容です。

この絵はセメレーがまさに焼け死んでしまう直前を描いているそうです。それだけにとどまらず、多くの登場人物が緻密に描かれていて、一言では語れない話があるようです。

より深く内容を知りたい方には、こちらの記事が参考になります。

実際に見た後で調べたので、事前に調べておいてから行くと、より楽しめそうです。

らせん階段の踊り場から2階展示室を見下ろした様子です。

螺旋階段踊り場

4Fの様子です。こちらにもモローの名作の数々が観られます。

一番有名な「出現」は本来この階に展示されているのですが、現在日本で出展しているため、見れませんでした。上の写真は東京で観たときの絵葉書です。

だいたい1時間ぐらいで回りました、じっくり見るにはもう少し時間が必要そうです。

■パリのギュスターヴ・モロー美術館基本情報

ギュスターヴ・モロー美術館 Musée national Gustave Moreau

最寄り駅 メトロ12号線 Trinit d’Estienne d’Orves

オープン 月・水・木:10:00〜12:45 14:00〜17:15 昼休みあり

     金・土・日:10:00〜17:15

休館 火曜日 1/1 5/1 12/25

サイト http://www.musee-moreau.fr/ 

入場料 6ユーロ

住所 14, rue de La Rochefoucauld F-75009 PARIS

■まとめ

パリのギュスターヴ・モロー美術館の見どころを中心にご紹介しました。

ご参考になれば幸いです。

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こうちゃん
●このブログについて 2017年4月にこのブログを開設しました。 人生100年時代といわれています。 アクティブシニアという言葉は65歳~75歳を指して言うらしいですが、 それより若い世代は、「新大人世代」というそうです。 http://www.hakuhodo.co.jp/archives/newsrelease/26938 アクティブな新大人世代を迎えている人達を応援しつつ、 自分自信も生涯挑戦をモットーとし、成長マインドセットをもって 価値のある情報を提供していくことを目的としています。 ●ミッション: ・健康維持、家族の幸せ、少しでも他の人に役に立つことをする ・本、旅、芸術、仲間に会うこと等からの学びをインプットして、  日々0.2%の成長を目指します。 ・体験し、学び、感じたことをアウトプットし、新大人世代を中心に価値のある  情報発信を目指します。 ●趣味 ゴルフ/ウォーキング/筋トレ/瞑想/読書/料理/美術鑑賞/旅/室内楽演奏 ●仕事 2016年4月に還暦を迎え、2nd Lifeがスタートしました。 某研究機関で翻訳の仕事をしています。 1stライフでは、企業でエンジニア、マネージャーを経験しました。

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