こんにちは。生涯挑戦!をモットーにシニア世代を応援する、こうちゃんです。
「葉酸」について、妊婦さんがよくとるサプリのイメージだったのですが、一般成人やシニア世代にも効果のある栄養だったのはご存知でしょうか?
たまたまNHKのあさイチという番組を見てその効果を初めて知ったので、他の情報源でも本当なのかを確認してみましたので、紹介します。
■そもそも葉酸って何?
言葉は聞いたことありますが、葉酸についての知識はなかったので調べました。まずはウィキペディアからの引用です。
ビタミンB群の一種。ビタミンM、ビタミンB9、プテロイルグルタミン酸とも呼ばれる。栄養素のひとつ。水溶性ビタミンに分類される生理活性物質である。プテリジンにパラアミノ安息香酸と1つまたは複数のグルタミン酸が結合した構造を持つ。1941年に乳酸菌の増殖因子としてホウレンソウの葉から発見された。葉はラテン語で folium と呼ばれることから葉酸 (folic acid) と名付けられた。葉酸は体内で還元を受け、ジヒドロ葉酸を経てテトラヒドロ葉酸に変換された後に補酵素としてはたらく。
厚生労働省は2000年、妊娠を計画している女性に対し、1日当たり0.4mg(400μg)以上の摂取を推奨している
専門用語もあってわかりずらいですが、ビタミンBの一種で、妊娠を計画している女性に厚生省が2000年に推奨していたことがわかりました。
■NHKあさイチで紹介されていた葉酸パワーとは
あさイチという番組で紹介されていた葉酸に秘められたパワーや効果をまとめるとこのようになります。
・葉酸は「動脈硬化」の原因の1つとされる、悪玉アミノ酸「ホモシステイン」を“善玉アミノ酸”に変え、その働きを抑える
・胎児の成長に欠かせない栄養素、「動脈硬化」、「脳卒中」、「心筋梗塞」、「認知症」病気のリスクを下げる。
・葉酸は悪玉アミノ酸「ホモシステイン」を“善玉アミノ酸”に変え、その働きを抑制する
・1日400マイクログラムの摂取を推奨
詳しくは、番組のページに紹介されていました。
テレビの情報番組をそのまま鵜呑みにするのはよろしくないことはココナッツオイルの時経験してるので、健康情報を調べるときにいつも参照しているWebMD、とHSPH、Mayo Clinicの情報も調べてみることにしました。
■米国のGoogleでWebMD、HSPH(ハーバード大学公衆衛生学部)、Mayo Clinicの葉酸についての記事との比較
いつもの方法で、米国Googleで「Folic Acid Evidence 」とキーをたたいて検索し確認した記事とNHKあさイチの情報とを比較するとこの様になりました。
共通する情報としては以下の2つでした。
・動脈硬化の原因の1つとされているホモシステインの値を低下させる働きがある
・成人の人の1日摂取量は400マイクログラムが推奨
あさイチでは認知症にも効果がありそうな話でしたが、WebMD、とHSPH、Mayo Clinicでは現時点では効果は確認できていないということでした。
もう1つ、あさイチでは上限値についてはなにも述べられてなく、むしろ1食で1000マイクログラムを超える弁当が紹介されていました。
一方で、WebMDとHSPHの上限の1000マイクログラムを超えると副作用の危険性があるとしています。やはり情報は複数みるべきと感じました。
私の場合は頚部超音波検査で動脈硬化のリスクが担当医から指摘されて依頼、コレステロールを抑える薬を昨年の3月から服用を開始しました。
悪玉コレステロール値は下がったのですが、昨年の12月の健診で、肝機能の数値が異常に上昇し、今年になってそれがコレステロールの薬の副作用と判明しました。
葉酸が動脈硬化に効果があるというところは間違いがなさそうなので、コレステロールの薬はこのまま服用しないことに加えて、葉酸を1日400マイクログラム以上摂取することにしました。
そのためには、主な食材で葉酸を含むものを調べる必要があります。それは別の記事にまとめる予定です。
尚、参考にした記事はこちらです。
■まとめ
葉酸の効用について、妊娠予定の女性だけではなく、成人やシニアにも役に立つ効果があることがわかりました。今後1日の摂取量にも気を配って、より健康になりたいと思いました。
ご参考になれば幸いです。
米国の情報の調べ方はこちらを参考にしております。