こんにちは。生涯挑戦!をモットーにシニア世代を応援する、こうちゃんです。
この記事では2020年に読んだ本72冊の中で心に残ったものを厳選して5つ紹介します。
特に年齢関係なく生涯現役で人生を楽しみたい人におすすめです。
■第5位:「内向型を強みにする」マーティ・O・レイニー 著
内向型というと、外向型の人にたいして引け目を感じがちですが、「ありのままの自分の価値を認めた方が良い」というところが心に響きました。
そのうえで戦略をもってのびのびと人生を楽しむこと。筆者は7つの戦略をあげていますが、そのうち「ユーモアと笑い」、「人とのネットワーク維持」が心に残ります。
詳しくはこちらの記事を参照ください。
■第4位:「あたまのゴミを捨てれば、一瞬で脳が目覚める!」苫米地英人著
頭の中のモヤモヤを一掃したい場合、目標をクリアして自分の本来の力以上のものを発揮したいというときに役に立つ本です。
特に次の4つのポイントが印象的です。
1)感情のゴミをなくすには、抽象度を上げる
2)他人のモノサシではなく、自分の本音からゴールを設定
そのゴールも誰かが喜ぶゴールにする
3)ゲシュタルト能力を高める
4)自分が何をすれば他人が喜ぶだろうという視点を持つ。
ゲシュタルトとは:全体と部分との双方向の関係のことでこれによって事象を認識する能力のことです。
例として、ワインのソムリエのように部分的な香りをかいだだけでワインの銘柄や産地の全体情報がわかる能力で説明されていました。わかり易い例です。
■第3位:「好きなことしか本気になれない」南章行著
自己成長しながら生涯現役で充実した人生を過ごしたい人向けの本です。
一言でまとめると「セルフリーダーシップをもって正解のない世界を生きる術」と言えるかもしれません。
4つのポイントが印象に残りました。
1)複数のスキルのかけあわせ
2)自分の価値観とセルフリーダーシップ
目標設定、実行、評価、すべて自分で決める
3)世の中は小さな自分ごとの積み重ね、
4)当事者意識で人に優しくなれる
■第2位:「言葉にできるは武器になる」梅田悟司著
自分の考えをまとめて文章化スキルをアップしたい人におすすめの本です。
ポイントは3つです。
1)まずは「内なる言葉」を意識して、向き合い言語化してみる。
2)さらに考えを深めるために、グルーピング、なぜ?それで?本当?
と自己突っ込みをいれて深堀する。
3)その上で外に向けた言葉に変換する。
この方法はとても実践的で気に入ったので、取り入れています。
■第1位:「還暦からの底力」出口治明著
人生100年時代を生涯挑戦、生涯現役で楽しく過ごしていきたい人必読書です。
以下の言葉が心に残りました。
1)還暦はマラソンでいうと折り返し地点、年齢フリーで考える
2)自分がいいと思ったことに全力で取り組めばいい
3)好きなことをして、美味しい食事を大切な人と楽しむことが幸福。
4)自分の頭で原点から考えることの重要性
■まとめ
2020年に読んだ本72冊の中で心に残ったものを厳選して5つ紹介しました。
ここにあげた本が内容的にもつながりがあることに気づきます。
内なる言葉をまず整理して深堀することで、自分の頭で考えること。それを外向けの言葉にしていくこと。
言葉だけではなく、セルフリーダーシップを発揮してゴール設定、実行、評価のPDCAを回し行動に移していくこと。
それができたら、これからの人生をのびのびと楽しんで生きることができそうです。
以上参考になれば嬉しいです。