象印の電気圧力鍋を活用した「無水料理」の技を使った野菜スープを作りました。
野菜は冷蔵庫にあったものを使いました。
それに、「蒸し炒め」と呼ばれる調理のヒントから、ギーも使ってみました。
ここの野菜の旨味をギーが優しく包み込んで、
想像を超える美味しさで超オススメです。
■材料と作り方
材料はありあわせの野菜を使いました。
・細身の青ネギ、じゃがいも、にんじん、インゲン豆
・隠し味に生姜のみじん切りを小さじ1弱程度入れました。
・じゃがいもは5ミリ位、にんじんは1ミリ程度に薄くスライスして、5分程度水に浸しておきます
・他の野菜を象印電気鍋に入れて、液体状のギー大さじ1杯を混ぜます。
・温度調理の100℃時間を10分に設定してスイッチオン。
出来上がりがこんな感じです。
・ひたひたぐらいの水と胡椒を少々加えて重さを測ります。
・鍋自体の重さ970gを引いて、0.7%の重量の塩のみ加えます。
・温度調理90℃で30分に設定してスイッチオン
出来上がりがこんな感じです。
■「無水料理」と「蒸らし炒め」のいいとこ取り
無水料理は水は使わない料理のことで、野菜の本来の旨味が出るそうです。
ご紹介したのはスープなので、「無水」ではないですが、前処理で「無水料理」の処理をすることで
旨味がスープに溶け出すのではとの思いからトライして見ました。
象印電気鍋の無水料理レシピがとあるメルマガでご紹介がありましたので参考にさせていただきました。
一方、「蒸らし炒め」の技というのを知りました。
これも野菜をフライパンで蓋をして水不使用で蒸してから、オリーブオイルで炒めた上で
スープにする方法です。
こちらを参考にしました。
旨味成分( グルタミン)は熱で消失しますが、この手法を用いると残存する(味の素株式会社の実験)そうです。
ギーは加熱調理にオリーブオイルより適しているという情報を「超一流の食事術」から得ていたので
象印電気鍋の無水調理の処理の時にギーを絡めて見たらどうかと思いつきました。
最初は無水処理した後、フライパンに取り出してギーで炒めることも考えましたが、
面倒なので、無水処理の時にギーを加えて、炒めることはしませんでした。
■味は激ウマ
にんじん、じゃがいも、細ネギ、インゲンを口に入れると、
それぞれが野菜の旨味としての個性を主張しているようです。
スープを口に含むと柔らかなギーの香り、今度はいろんな野菜の旨味が
溶け出してハーモニーを奏でているようです。
今朝の朝食の脇役として作ったつもりが、存在感のある激ウマの味になりました。
今後、たまねぎ、きのこ等他の野菜でも試して見たいと思います。
象印の電気鍋がなくても、フライパンで「蒸らし炒め」処理をしてから
スープにしても美味しくできるのではと想像します。
■まとめ
ギーは加熱料理にも向いていると言われています。
今まで主にサラダとか、パンにつけるぐらいの使い方でしたので、
ギーで加熱した野菜を使ったスープに初挑戦しました。
想像を超える美味しさでした。
超オススメです。