こんにちは。生涯挑戦!をモットーに新大人世代を応援する、こうちゃんです。
よく、プロゴルファーがゾーンに入って、バーディーラッシュとか、プロ野球の名バッターの言葉で
「球が止まって見えた」とか聞きますね。
こう言う状態を「フロー状態」とも言いますが、一流アーティスト特有の話かと
お思いかもしれませんが、誰にでも訓練次第でそうなれるそうです。
■心に響いたポイント
忘備録としてフロー状態になるためのコツとして響いた点をメモしておきます。
・無意識に集中状態となるいわゆるフロー状態は、認知脳と集中脳のバランスで達成される。
・認知脳とは、もともと人間に備わっている、外的環境に勝手に意味付けしてしまう脳のことで
この状態のバランスが強いと、物事に集中できない。
・ライフスキル脳/集中脳とは内側の心の状態に向けた脳の働きのこと。
・外部の条件に影響されずに、内発的動機で動くときにフロー状態になる。
・内発的動機を作り出すための6つのこと:
①好きを大事にして考えている。
②自発的にしていると考える。
③自己成長を原動力に考える。
④一生懸命が楽しいと考える。
⑤感謝を大事に考える。
⑥自分だけでなく他の人の組織目標にもコミットしようと考える。
■行動に移したいポイント
行動に移す上で意識したいことが2つあります。
それは、
・外的要因や自分の感情からくる心の揺らぎや囚われに気づくこと。
・そこから抜け出して、フロー状態になるためには、「今」に生きること。
過去の失敗や、「失敗したらどうしよう」という未来の失敗に思考をとばさずに
今目の前のことだけに意識を集中することです。
ゴルフのティーショットに臨むとき、目の前の景色やハザードは外的要因ですし、
過去のミスの記憶や、ここでミスショットしたらどうしようという未来の思考もそうです。
人前でのプレゼンや、演奏にも当てはまります。何も起こっていない未来に思いを向けずに、
今にだけ集中して、共通項でもある自分を信じて楽しむことなんですね。
先ほど、スピードスケートの小平選手が金メダルをとった瞬間をライブで応援しながら観ていました。
主将という重責もあったプレッシャーの中実力を発揮できたのは、
昨日2/17の羽生選手の金メダルと同様、「今」に集中できた精神力があったからだと思います。
一流のプロアスリートだけでなく、私たち一般の人も心がけ次第でフロー状態を作ることは
可能であると学んだので、あとは実践してみることあるのみです。
外的要因や自分の感情により揺らがず、それにとらわれることなくフロー状態になれるように、
「今」すべきことに集中することを心がけて行きます。
■著者について
辻 秀一氏は、内科医、日本医師会公認スポーツドクターで、産業医。
チームドクターとして、スポーツチームやアスリートのメンタルトレーニングを行っているそうです。
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