海外旅行

奇想天外な魅力に溢れるダリ美術館:パリとスペインの旅行記2019

こんにちは。生涯挑戦!をモットーに新大人世代を応援する、こうちゃんです。

バルセロナ3日目は、急行電車で1時間50分程北東部の街フィゲラスにあるダリ美術館に足を運びました。

特急だと1時間だそうですが、止まる駅はフィゲラスではなくて、そこまでバスで15分ほどかかるそうです。今回はバス不要の方にしました。

なぜわざわざバルセロナから電車でダリ美術館に行ったのかと言うと、直接口コミ情報です。

実際ここを訪問した東欧に住むオンラインの英語の先生から、言葉で説明するのは難しくて、実際体験してみないとわからないほど素晴らしいと言われたからです。

今回行ってみて予想をはるかに超えて、奇想天外な魅力あふれる作品の数々にとても刺激を受けました。今後バルセロナを旅する機会がある美術館好きには、一押しのスポットです。

■とにかく常識離れしたダリ美術館

ダリというと思い浮かぶ作品は、時計がとろけたような奇妙な絵です。

ニューヨークの近代美術館所蔵だそうですが、昨年たまたま行った時は見過ごしてしまいました。ここのダリ美術館にも同じような作品がありました。

逆にこの作品以外は思い浮かびませんでした。

ダリ美術館に初めて来てみて、絵画だけでなく、彫刻やオブジェ、ジュエリーのデザインまで独特の表現に満ちた才能あふれる作品の数々に圧倒されました。

写真撮影OKでしたので、いくつか印象に残った作品をご紹介します。

美術館に入場する前の、建物の外部にもダリの作品が見られます。

美術館に入場してすぐに中庭のオブジェが目に飛び込んできます。

女性の彫刻の上に、大粒の水滴が滴り落ちる船があります。なんとも風変わりですが、インパクトがすごいです。

このモザイク画は、裸の女性の後ろ姿が目に入りますが、なんなのでしょう?

遠くから観ると、リンカーン大統領の肖像画でした。

口びるの形をしたソファーと壁に掛けられた絵は、大きなレンズから除くとマリリンモンローのような女性に見えます。

途中の階段の入り口にも、人の顔が。鼻の部分がマネキンを逆さにしているなんて、どこからこんな発想がでてくるのでしょう。

近くでみると、石ころが並んでいる絵なのですが、少し離れると人の形になります。

遊び心溢れた作品の数々で本当に発想が並外れて豊かな芸術家だと感じました。

ダリの自画像もまた、奇抜です。

■隣接するジュエリー館も魅力あふれる作品

 

ダリ美術館のチケットで入れるお隣のジュエリー館にも、今まで見たこともない豊かな発想のジュエリーがデザイン画とともに数多く展示されていました。

サンゴのような形をそのまま切り取った置物。

心臓、目玉のジュエリー。

 

足が極端にスリムで長いゾウさん。

などなど、見ていて飽きません。

何が一番印象的だったかというと、ほとばしる表現力です。
作品に触れながら、芸術家や才能ある人たちにある共通性を感じました。

内側に表現したいものが溢れていて、それを絵画だったり、彫刻だったり、音楽だったら音や声、著作家は文書など手段は異なるにせよそれらを発想のおもむくままにアウトプットしているということです。

才能あるかは別にしても、ほんのささいなことでも、気持ちが動いたなら、だれかに伝えたい、シェアしたいという思いをまず持つことって大事だなと思いました。

■ダリ美術館フィゲラスへのアクセス

地下鉄3号線、5号線のsants estacio(サンツ・エスタシオ)駅へ。

renfeのバルセロナ・サンツ駅はつながっていますので、ここでフィゲラス行きの切符を購入しました。

予約もできますが、現地の天気の様子をみてからきめることにしたので、その日は好天に恵まれ、予定通り駅でチケットを購入。

regional/MDです。片道16ユーロです。

フィゲラス駅からはiPhoneの地図アプリを使って、ダリ美術館までは徒歩で15分程度です。


■美術館のチケット予約の仕方

事前予約が便利です。

チケットは電車の中で公式サイトからネットで予約しました。

入館時間と入れる人数が制限されているので、予約しておいたほうが時間を有効に使えます。手順に従って、希望時間帯、人数、メールアドレスを入力しクレジットカード払いをします。

しばらくすると、メールでチケットが送られてきます。

ちょうど11:30に入場できるティケットが残りわずかとなっていて、2名予約購入できました。

■ダリについて

ウィキからの引用です。

サルバドール・ダリ(Salvador Dalí1904年5月11日 – 1989年1月23日)は、スペイン・フィゲーラス出身の画家。シュルレアリスムの代表的な作家として知られる。フルネームはカタルーニャ語でサルバドー・ドメネク・ファリプ・ジャシン・ダリ・イ・ドメネク (Salvador Domènec Felip Jacint Dalí i Domènech)。

 

なるほど、フィゲラスが生まれ故郷なんですね。どうりで美術館の気合の入れようが違いました。20世紀の画家で1989年まで存命だったとは知りませんでした。

■まとめ

一般の美術館とは一あじも二あじも違った独特の魅力溢れる美術館で、とても印象に残りました。バルセロナに行く機会があれば、お薦めです。

ABOUT ME
こうちゃん
●このブログについて 2017年4月にこのブログを開設しました。 人生100年時代といわれています。 アクティブシニアという言葉は65歳~75歳を指して言うらしいですが、 それより若い世代は、「新大人世代」というそうです。 http://www.hakuhodo.co.jp/archives/newsrelease/26938 アクティブな新大人世代を迎えている人達を応援しつつ、 自分自信も生涯挑戦をモットーとし、成長マインドセットをもって 価値のある情報を提供していくことを目的としています。 ●ミッション: ・健康維持、家族の幸せ、少しでも他の人に役に立つことをする ・本、旅、芸術、仲間に会うこと等からの学びをインプットして、  日々0.2%の成長を目指します。 ・体験し、学び、感じたことをアウトプットし、新大人世代を中心に価値のある  情報発信を目指します。 ●趣味 ゴルフ/ウォーキング/筋トレ/瞑想/読書/料理/美術鑑賞/旅/室内楽演奏 ●仕事 2016年4月に還暦を迎え、2nd Lifeがスタートしました。 某研究機関で翻訳の仕事をしています。 1stライフでは、企業でエンジニア、マネージャーを経験しました。
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